OCEANS

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まだ見ぬ波を求めてサーフトリップ。自然と対峙する高揚感を胸に

腕時計13万円/セイコー プロスペックス(セイコーウオッチ 0120-061-012)、シャツ4万5000円/ラファーボラ 050-5218-3859、パンツ3万2000円/タンジェント 050-5218-3859、サングラス4万4000円/アイヴァン 7285(アイヴァン 7285 トウキョウ 03-3409-7285)、バッグ2万2000円/エバーグッズ(サンウエスト 03-3544-2751)、ポーチ3万1000円/リュ二フォーム(リュ二フォーム トウキョウ 03-6812-2930)、サーフボードケースは私物
若い頃は、サーフィンドキュメンタリー映画『エンドレス・サマーⅡ』に憧れて、サーフトリップを続けた。見たことのない最高の波との出会いがあると信じて。それでも年を重ねればわかってくる。波に乗り続けることなんかできないってことを。
そもそも波を待っている時間のほうが長いし、たとえ待ち望んだ一本がやって来たとしてもそれを確実に捉えられるかどうかもわからない。終わらない夏はない。そんな思いもあっていつしか海からは遠ざかっていたのだ。
だが変わらないはずの世界がこうして一変したことで、久しぶりに海に通い始めた。寄せては返す波には最高という優劣を求める以前に、同じものはひとつとしてないことに気付いたからだ。きっとそれは時間にも通じるのだろう。
同じような日常を過ごしたとしても、同じ時間はそこに訪れない。だからこそ常に変わり続ける中、変わらない自分を持ち続け、日々を大切に生きること。

手にした腕時計も国産初のダイバーズウォッチのスタイルを崩すことなく、普段使いにも適したバランスの良いサイズとともに、ハードな使用にも耐えるタフネスなSSブレスレットを備える。
この時計を腕に、終わることのない夏を信じていつの日か世界を旅したい。そんな夢に向かって挑戦する情熱を再び抱かせてくれるのだ。
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