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ファスティングは、NOUNのようにドリンクが必須というわけではなく、水だけ飲む、おかゆだけ食べるなど、いろいろなスタイルがある。ファスティングドリンク自体も、500円前後から数万円までさまざまな種類があるが、基本的にはミネラルやビタミンなど、体の機能を最低限保つための成分が入っている。
NOUNは3日間のコース(ドリンク2本、カウンセリング、サポートアイテム付)で3万4000円からの設定だ(サポートなしの2日間コースもあり)。ほかと違うポイントはなんなのか。
「NOUNは筋肉合成とか筋肉分解に働きかけるミネラルを中心に入れています。お腹まわりの脂肪代謝が始まる前に、筋肉を溶かしてエネルギーに換えてしまう時間があるんですが、そこでにいかに筋肉を落とさないようにするかに重きをおいています。
例えば水でファスティングをやると、半分くらい筋肉が落ちてしまいます。減量は同じぐらいですが、筋肉がたくさん落ちるので、体脂肪率が上がってしまいます。それにより基礎代謝も落ちる。だから、一旦は痩せますが、ファスティング後に太りやすくもなります」。

体質改革であり、意識改革でもある

最後に、ファスティングがもたらす本質的な価値について高橋氏に聞いた。
「ファスティングって、自分と向き合う、自分をよく知るということにも繋がるんです。まず単純に食事をしないと、暇な時間が増えます。
誰かとご飯を食べにいくこともないので、1人の時間も多くなります。時間的な余裕から心のゆとりが生まれますし、ファスティングによってアルファ波が出てリラックスした状態にもなるので、物事をゆっくり深く思考するようになります。それこそ自分と向き合うきっかけになりますよね」。
また、自分が普段、いかに要らない物を摂っていたか、内臓が疲れていたか、睡眠の質が悪かったかなどが浮き彫りになることも大きいという。
「自分の状態がわかると、マズいことは改善したい気持ちになりますし、ファスティングがそのスイッチを入れてくれます。
ファスティングは、食べることをやめて体のパフォーマンスが上がるだけではなく、人々の心を整えたり、健康的で清々しい生活を送るための“意識改革”を行うことができるんです」。

高橋大介◎ファスティングブランド「NOUN」代表。俳優やモデルを中心に、今までに600人以上をカウンセリングし、ファスティングの成功に導いている。
 
国府田淳=文
記事提供=Forbes JAPAN


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