自分がさす傘から雨のしずくが滴り落ちてリュックがズブ濡れ……。リュック族なら誰もが経験あるだろう。 だが、そんな“あるある”は、この傘さえあれば解決しそうだ。 手掛けるのは、アウトドアに精通したファッションブランド、アンドワンダー。彼らが、ドイツ生まれの傘ブランド、ユーロシルムに別注したものだ。 さて、この傘、一体どこが凄いかというと……? それは、傘の大きさにある。 ベースとなるのは、ユーロシルムの定番モデル「スイング ライトフレックス アンブレラ」。スリムに見えて傘を広げると直径103cmもあるため、雨から体をしっかり守ってくれるのが魅力だ。そして別注モデルは、さらに傘地の部分を4cmほど長く作っている。 言われないとわからない微妙な違いだが、傘をさすとご覧のとおり。傘の中にリュックまですっぽりと収まっている。 しかも持ってみると驚くほど軽い。一般的なビニール傘が約400gなのに比べ、これは約260g。軽さに重きを置くとどうしても耐久性が弱くなるものだが、この傘は特殊な構造で、強風にもへこたれない頑丈さを兼ね備えている。 使わないときは、アンドワンダーのリュックに収納も可能。かさばらず、スマートに持ち運べるため、アウトドアフィールドではもちろん、タウンユースでも活躍することは間違いないだろう。 傘の内側には、アンドワンダーのブランドメッセージである「to be rained upon, caught in wind or simply trekking, the mountain is fun(雨にふられるのも、風にふかれるのも、歩くのも、山は楽しい)」の文字が。