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アメカジ好きに欠かせない一着

身長168センチの福本さん、こちらはLサイズをセレクト。ダウン6万6000円/ポロ ラルフ ローレン フォー ロンハーマン、パンツ5万3000円/ロンハーマン デニム(ともにロンハーマン 0120-008-752)
1970年代から日本に入ってきたアメリカ発のアウトドアアイテム。我々のファッション原体験としては、古着シーンで再び脚光を浴びたそれらを目にした人も多いに違いない。こんな原色系のダウンも含めて。
そんな記憶の扉をノックするような一着がこちら。

「もともと古着やヴィンテージが好きなんです」と話す福本さんも、その感覚には大いに賛同。「ミニマルな落ち着いたアイテムが主流だからこそ、こんな色味が今は新鮮に見えます」と話す。

大元は、これまた我々にとっては欠かすことのできないポロ ラルフ ローレン。しかもこちらはロンハーマンの別注で、左胸で主張していたポロプレーヤーロゴを左袖に移動、襟裏に配したロッカーループや裾のドローコードを白でまとめ、軽やかな印象に仕上げている。
リサイクルポリエステルを使用した表地、シルバーとネイビーで構成されたオールドタグ、そして別注仕様に仕上げたブランドネームも特別感を存分に煽っている。

カラーはグリーン、オレンジなどカラフルな6色を用意し、どれもが着るだけで気分をアゲてくれる。デニムとの相性もご覧の通り。重たく見えがちな冬スタイルの起爆剤として、これ以上ない選択肢となりそうだ。
優れた機能性のみならず、背景にもグッとくるエピソードを湛えたストーリーテラー的ダウン。こいつと一緒に山と街を行き来して、存分に冬を楽しみたい。
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「ザ・ベストダウン 2020」とは……
冬アウターの王様、ダウン。その温かさ、存在感、使い勝手の良さはアウター界で他の追随を許さず、だからこそ各ブランドは毎冬、渾身作を世に送り出す。さぁ、2020年のキング・オブ・キングスを決めようか。
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佐藤 裕=写真 菊地 亮=取材・文


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