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モダナイズした90年代の名作!

大きめな作りのヒム ダウン パーカ。サイズはMを着用。ダウン6万2000円/ザ・ノース・フェイス、スウェット3万1000円/ドリス ヴァン ノッテン(ともにロンハーマン 0120-008-752)
サーフィン、キャンプ、釣り……と、とにかくアクティブな休日を過ごす福本さんが「この時季は欠かせない」と全幅の信頼を寄せるのがザ・ノース・フェイスのダウンである。

「やはりアウトドアフィールドで培われた技術や経験には、袖を通すたびに感服しますよね」。
そんなアクティブ派な男が今季満を持して推すのが“ヒム ダウン パーカ”である。ヒム ダウン パーカの記事をご覧いただいた方なら、すでにその魅力は十分承知だろう。
「機能面はもう言うことなし! インナーが薄手のスウェットでもまったく問題ないですから。“バルトロ”や“ヌプシ”に近い見た目もいい感じです」。

さらに、「街着として活用するなら……」と、着こなしを自身のスタイリングで教えてくれた。
「ボリューミーな佇まいが苦手という人もいると思いますが、黒であれば危惧する野暮ったさは柔らぎます。そのうえ、フードが着脱可能なので外せばスッキリした見た目になりますし、全身ワントーンで合わせれば、洗練された雰囲気に仕上がるはずです」。

何気に入れた内ポケの赤のパイピングも気が利いている。90年代を代表する名作が、装いも新たにアップデートされたこの一着。懐かしさを感じつつ今の空気にもマッチした絶妙な趣は、今冬のダウン戦線の先頭集団を間違いなく引っ張る存在である。


3/3

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