OCEANS

SHARE


こだわる大人のひとりキャンプに寄り添う「ワイルドターキー」


常日頃から天気と相談し、タイミングを見計らっては山に登る。そんなライフスタイルを送るモデル・大石学が12月某日にテントを張ったのは富士五湖のひとつ、西湖の湖畔だ。
翌日は朝のうちに杓子山を登り、午後は再び都内で仕事をこなす。ソロキャンプは、そんなスケジュールを縫う生活に欠かせない。

「今日も午後まで仕事だったので、キャンプ場到着は夕方になっちゃいましたね。バタバタしているように思われそうですが、夜明け前までの約12時間はキャンプを楽しめますし、ひとり時間としては十分に贅沢ですよ」。

もともと登山ありきで始めたキャンプだったが、今ではギアにも強いこだわりがある。
「テントは、焚き火ウェアで知られるグリップスワニーが今年、ブランドとして初めて発売したテントです。サイズもソロ仕様で難燃性も高く、デザインも使い勝手もいい。椅子はアメリカの職人たちが手作業で作るカーミットチェア。これがいちばんしっくりきます。スピーカーはマイティーで、ラジオも聴けるし、ポータブル電源にもなる。車のシガーソケットでも充電できるので、災害時にも役立ちますよ」。

すべてのセッティングを終え、火を熾したらあとは自然に身を委ねるだけだ。ボリュームを絞って音楽を流し、山に沈む冬陽を眺めながら「ワイルドターキー」をストレートで傾ける。ひと口目で喉がカッと熱くなる。
「甘いバニラの香りとは裏腹に舌にピリっときますけど、後味はなめらかでスッキリ。フルーティさも感じます。冷えた身体が芯から温まっていきますね」。
ワイルドターキーのインスタグラムはこちら 

ソロキャンプに「ワイルドターキー」が選ばれる理由


なぜ今、こだわりのある大人たちに「ワイルドターキー」が選ばれるのか。その答えは“時間”にある。
そもそも「ワイルドターキー」の質の高さは、数あるバーボンのなかでも頭ひとつ抜けている。厳しい独自基準を設け、厳選素材のみを使用するなど全行程にこだわっているが、特に異彩を放つのが“熟成方法”だ。
バーボンは熟成させる樽の内側を焦がして使うことで知られるが、「ワイルドターキー」の樽は、焦がし方を最強レベルの“アリゲーター・チャー”に設定している。
内側を真っ黒に焦がした熟成樽で、最低でも5年以上の熟成期間を経て「ワイルドターキー」は日の目を見る。
バーボンはいずれも、熟成樽の内側を直火で焼き焦がす「チャー」という作業が必要になる。これによってアメリカン・ホワイト・オークの繊維質が化学反応を起こし、バーボンの風味や色合を豊かにするのだ。
「ワイルドターキー」はこの焼き付けを最強レベルの“アリゲーター・チャー”に設定。特有の琥珀色とコク深い味わいは、このワニ革のような凹凸ができるまで焦がされた熟成樽によって生まれている。

そして、樽内の原酒は気温が高くなると膨張して樽材に浸透、逆に気温が低くなると樽材のなかから戻ってくるという特性がある。「ワイルドターキー」は年間の寒暖差が激しいケンタッキー州の蒸留所で、限界ギリギリまで焦がした樽成分を吸収しながら8年、13年、17年と、一般的なバーボンよりずっと長い年月を熟成に費やし、ようやく完成を迎える。
甘いバニラ香もスモーキーな風味も、美しい琥珀色も、すべては長い熟成期間、つまりは蒸留所で過ごした“時間”が生み出した結晶だ。

冬の日の入りは早いが、時間の流れは都会よりも遅い。かなり暗くなってきたが、就寝までの時間はまだたっぷりとある。
8年の熟成期間を経たバーボンに思いを馳せながら、大自然のなか極上のひとり時間を満喫する。「ワイルドターキー」は、まさに“時間”を味わう酒なのだ。
ワイルドターキーの詳細はこちら 
3/3

次の記事を読み込んでいます。