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CASE. 2 スタイリスト 菊池陽之介さん


本誌でも多数の時計企画を担当し、普段からハミルトンの「ベンチュラ」を愛用している菊池さん。ファッションの原体験としてアメリカの存在があったことからも、ハミルトンは特別なブランドと語る。

大人の“大人しくない”ワンポイントに最適と「ハミルトン PSR」を選択

世界初となるLED式デジタル表示を採用し、時計史にその名を刻む傑作であるハミルトンの「パルサー」。1970年の登場から50周年にあたる今年、「ハミルトン PSR」として復刻されたことが大きな話題に。
SSケース、H34.7×W40.8mm、デジタルクオーツ 9万円/ハミルトン(ハミルトン/スウォッチ グループ ジャパン 03-6254-7371)
「定番のベンチュラやカーキにばかり目が行きがちですが、やっぱりこのPSRもハミルトンらしいアイコニックな1本ですよね。今回の復刻に当たって調べてみたら、映画『007/死ぬのは奴らだ』でジェームズ・ボンド役のロジャー・ムーアが着用していたというのもグッとくる。
でも個人的には、’90年代にLED時計がリバイバルヒットしたことがあって、そのスペーシーなフォルムと赤いLED表示が強く記憶に残っていました」。
発売された’70年代当時、人々が熱狂したスペースエイジを具現化した未来の時計「パルサー」は、半世紀を経た今の我々の目にも大きなインパクトを放つ。

「ある種の飛び道具と言うか、クセが強いデザインなんですが、そこがいいんです。コーディネイトに合わせやすいとかそういうことではなくて、モノ自体が放つオーラがある。
だから、大人のハズしとして着けるのにちょうどいいと思うんです。男なら誰もが反応するだろうし、それが会話のきっかけになることもあるはず。
時代を超越したデザインが、大人になった我々世代の“ワンポイント”として格好いいと思い、ハミルトン PSRを選びました」。
ハミルトン PSRの詳細はこちら
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