[主な現行車種]
・メルセデスAMG GT クーペ
AMGが独自に開発したスーパースポーツカー。エクステリアには、伝説の300 SLレースカーをモチーフとした、垂直ルーバーをもつグリルが採用されている。
心臓部は4.0L V型8気筒直噴ツインターボエンジンで、最高出力は530psを発揮する。クーペのほかロードスターモデルもある。
・G63
Gクラス、いわゆる“ゲレンデ”の最高峰。4L V8ツインターボエンジンの最大出力は585ps、最大トルクは850Nmを発揮する。
足回りにはAMG RIDE CONTROLスポーツサスペンションを搭載。電子制御ダンピングシステムにより、レスポンスと正確性が際立つハンドリングを実現した。
・GLE 53 4マチック+クーペ
ベースは全長約5mのSUV、GLEのクーペスタイルモデル。3Lターボエンジンにモーター兼発電機のISGが組み合わされ、最高出力435psを発揮する。
メルセデスAMGが独自開発したAMG ACTIVE RIDE CONTROLと呼ばれる足回りは、電子制御により最大1秒間に1000回も路面と走行状況を分析し、しなやかな乗り心地と俊敏なボディコントロールを両立させている。
・GLC 43 4マチック
ミドルクラスSUVのGLCに、大型化されたツインターボチャージャーを備えた3.0L V型6気筒直噴ツインターボを搭載。
最高出力は390ps、最大トルクは520N・m。足回りはメルセデスAMGが開発したAMG RIDE CONTROL+エアサスペンションのシステムが備わる。ほかに476psを発揮する4L V8ツインターボの63 S 4マチック+もある。
・A35 4MATIC
メルセデス・ベンツで最もコンパクトなAクラスがベース。低回転からの素早いレスポンスと高回転までスムーズに吹け上がる2.0Lターボエンジンは、306psの最大出力を発揮。
AMGパフォーマンス4MATICの足回りが、コンパクトながら本格的な走りが楽しませてくれる。他に421psを発揮する2Lターボの45 S 4マチック+もある。
「車のトリセツ」とは……走行に関するトリセツはダッシュボードの中にあるけれど、各メーカーの車の魅力を紐解くトリセツはなかなか見つからない。だから始める、オートマティックで好きになったあの車を深掘り、好きな理由を探るマニュアル的連載。
上に戻る 林田孝司=文