「人と違う車に乗りたい」。そう思うアウトドア好き必見の車が、またひとつ登場した。
日本で、輸入車のフルゴネットタイプのバン(小型貨物車)はルノー「カングー」が圧倒的なシェアを誇っている。
特にキャンパーやサーファーなど、アウトドアをお洒落に楽しむ人たちにとって「カングー」は、輸入車には珍しい“定番”とも言える車になっている。
そんなリアスライドドア&5人乗り仕様のジャンルで、「カングー」とガチンコ仕様のシトロエン「ベルランゴ」が2020年8月に、そして2020年11月25日にこちらのプジョー「リフター」が登場したのだ。
ちなみにプジョー「リフター」は2代目までは「パルトネール」という名称で、乗用タイプと商用バンが用意されていた。
それが現行型から乗用タイプが「リフター」に変更されている。
「リフター」は「ベルランゴ」とプラットフォームなど多くの部品を共有するが、それぞれしっかりキャラクターが違う。
「リフター」は洗練された雰囲気で都会にも自然の中にも自然に溶け込むデザインなのに対し、「ベルランゴ」は最新のシトロエン顔をした個性派。
インテリアも、シックな「リフター」と、ポップな「ベルランゴ」という具合に差別化されている。さらに乗り心地も「リフター」がスポーティで、「ベルランゴ」はしっとりと柔らかい印象だ。
2/2