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600足に通じる“思い入れ”という共通項

高見さんのスニーカーのコレクションはすべてマイサイズで揃っている。
ちなみに、このスニーカー専用棚は建築家の荒木信雄さんによるオリジナルだ。
「自分なりにカテゴリーを決めて並べてます。でも、特に強いこだわりを持ってコレクションしてきたわけではなく、思い入れのあるモデルが残っていって、この状態になったという感じ。
強いて特徴を挙げるなら『エア リフト』が80足ほど揃っていることですかね。これは世界的に見ても稀だと思います」。
高見さんが所有する「エア リフト」コレクションの一部。
ケニアの国旗の色から着想を得た1996年のファーストカラーから「こんな色まであったの!?」と驚くようなモデルまで見応え満点だ。
「まったく人気が出なかった配色がいくつもあって、売れ残っていた商品を買い足していたらここまで増えてしまったんです(笑)。靴紐を結ばなくていいし、遅刻しそうなときは大体『エア リフト』でしたね」。
営業職ならではのスニーカー愛が感じられるエピソードである。


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