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単純に格好良い。だからこそ、長く愛用できる

SIGG
カラビナが付けられる独特な構造のキャップは、穴に棒を挿して回すと力が弱い人でも開けることができる。炭酸も逃さない高い密閉性も特徴。
水道水を気軽に飲むことのできない海外では、自宅でボトルに飲み物を詰めて持ち歩く文化が広まる理由は想像に難くない。
しかし、日本はいつでもどこでも蛇口をひねれば水が飲める。ペットボトルだって、どこでも手に入る。「マイボトルを持つ」という考えがここまで浸透したのは、実用性だけが理由ではないだろう。
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ノベルティとして利用する企業も多い。現在、日本だけで年間約100パターンものオリジナルボトルが作られているそう。
こんなことを書いては元も子もないかもしれないが、なんと言ってもシグのボトルがお洒落で格好良かったからではなかろうか。
そのデザイン性の高さは、収蔵品のひとつにセレクトしたニューヨークのMoMAのお墨付き。シンプルなデザインなのでステッカーチューンを施して、自分だけの一本に仕上げるのもありだろう。
「環境に良くて機能的」なだけのエコボトルじゃ、ずっと使い続けるのは難しい。せっかくマイボトルを持つなら、やっぱりシグじゃなきゃ。
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[問い合わせ]
スター商事
03-3805-2651
www.star-corp.co.jp
「Camp Gear Note」
90年代以上のブームといわれているアウトドア。次々に新しいギアも生まれ、ファンには堪らない状況になっている。でも、そんなギアに関してどれほど知っているだろうか? 人気ブランドの個性と歴史、看板モデルの扱い方まで、徹底的に掘り下げる。 上に戻る
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池田 圭=取材・文 矢島慎一=写真


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