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ウェア選びにおいても“サステイナブル”を気にしていきたい

写真にはほとんど写っていないが、インに着ていたのは最近着用し始めたブリングのTシャツ。
回収・再資源化、再製品化までをまるっと手掛けている再生ポリエステルのカットソーで注目を集めているブランドだ。
エイドキッチン
「惣菜屋、弁当屋として、これからは今以上にSDGsに意識を向けて、達成していかなきゃいけないと考えています。
販売する者の責任といいますか、少なからず使い捨て容器を出してしまっている後ろめたさもあって、次に何をしていくべきか、思いを巡らせるところです。
そんなこともあって、自分の着るものだって考えていかないとな、と。そんなときにこのブリングのことを知りました」。
それまでもリサイクルポリエステルのウェアはいろいろと試していたというが……。
「これはコットンライクで、肌触りが抜群にいいんですよ。そのうえでポリエステルならではの速乾性もちゃんとあって、寒い時期のランのベースレイヤーとして普通に使えます。夏もこれ1枚で着てますよ」。
「走るときの心拍数は体感で何となくわかるので」と、普段の気分転換のランでは時計も着けず気ままに走っているが、そんなときサラッと羽織るのにちょうどいい。
ちなみに時計をしないで走っていると、30分ばかり走ってこようかなと玄関を出て、ちゃんと30分ほどで戻ってこれるように感覚が研ぎ澄まされてくるのだそう。
そして環境問題に関する意識のほかにもうひとつ、ギア選びに関して40歳をこえてからアップデートさせたことがある。
エイドキッチン
プラチナなどの鉱物を練り込んだ繊維を用い、休息・睡眠時専用ウェアをうたっているベネクス。
「走ったあとの疲労回復が遅くなったことを実感していまして、トレーニングの質も大事だけど、それと同時にリカバリーの質も考えるようになりました。
走っている時間より、走っていない時間のほうが長いですからね。トレーニングのためのギアよりもむしろ、リカバリーに使うギアやウェアを気にするようになりました。
ベネクスも、実際にホントに効いているかはイマイチわかってないんですけど、最近の愛用アイテムです。着るサプリメントですね」。


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