5つのタレで、餃子は5倍、美味くなる!?
その1:ゆずすこ
まずは簡単に取り入れられる市販のタレから。こちらは、ゆずこしょうの液体版ともいうべき「ゆずすこ」(名前の由来はゆずこしょう+タバスコ)。
「今いちばん気に入ってる調味料で、爽やかなゆずの香りと酸味に、ピリッと辛い後味も心地よく、餃子が進みます!」。
ゆずすこは、大型スーパーやカルディなどの食材店にも並ぶほか、お取り寄せも可能。(高橋商店
https://yuzusco.com/)
その2:ネギ入りポン酢しょう油
・ポン酢しょう油……適量
・長ねぎ(小口切り)……適量
湯豆腐のたれとしておなじみポン酢しょう油も、餃子にぴったりな市販のタレ。
「ゆずすこと同じくポン酢しょう油も、
柑橘の香りと酸味が餃子の油っぽさをさっぱりとしてくれて、餃子が止まらなくなるタレ。
小口切りのネギをプラスして、さわやかな風味の中にパンチを加えました」。
その3:特製みそダレ
・味噌、砂糖……各大さじ1.5
・しょう油、酒、酢……各小さじ2
・にんにく(すりおろし)‥…少々
・すりごま……適量(多めがGood)
・赤とうがらし(小口切り)……1本
赤とうがらし以外の材料をよく混ぜ合わせ、
電子レンジ(600W)で30秒ほど加熱。
最後に
赤とうがらしを加えて、冷ます。
味噌の甘さに、にんにくと赤とうがらしが効いて大人の味。この特製ダレのヒントは神戸餃子から。
「神戸の餃子屋さんを食べ歩いていろいろなお店で教えていただいたレシピをもとに、僕好みに仕上げました。このタレをつけた餃子を
白ごはんにワンバンして食べるのがおすすめ。ご飯も餃子も食べ過ぎ注意です!」。
その4:サーチャージャンダレ
・サーチャージャン……大さじ2
・しょうゆ……大さじ1.5
・酢……大さじ1
・ごま油……小さじ1
・小ねぎ(みじん切り)……適量
材料をすべてよく混ぜ合わせる。
こちらのタレはガクさんが台湾での食べ歩きの際に出合ったものだそう。
「美味いな! と思って店の人に聞いたら、魚介をベースにニンニクや香辛料、ごま油などが入っている
サーチャージャンを使っているとのこと。餃子の新しい美味さを発見できます。これも白ごはんとの相性抜群!」。
その5:パクチーダレ
・パクチー(みじん切り)……1束
・しょう油……50㎖
・すりごま……大さじ2〜3
・しょうが(すりおろし)……1かけ
・砂糖、塩、黒こしょう……各少々
・ごま油……大さじ1.5
材料をすべてよく混ぜ合わせる。
餡の中に入っていたり、水餃子のトッピングになっていたり、餃子との相性は折り紙つきのパクチー。
「ならばタレにしてもイケるはず! と考えたのがこちらです。予想は的中して、パクチーの苦味と香りが餃子にマッチ。これは
ビール&餃子にオススメのタレですね」。
ずらり5種のタレを用意して皿いっぱいの餃子を焼く。バラエティ豊かな味わいを楽しみながら、美味い餃子を腹パンになるまでいただく。これぞおうち餃子ならではの贅沢。
餃子を口に運ぶ手が止まらなくなることだけが、唯一の問題点です。
餃子超人プロフィール オガサワラガク 1987年東京生まれ。10年勤めたアパレル会社を昨年退職し、餃子愛好家へ転身。全国の餃子の食べ歩き記録をinstagram(@kebab)と自身が運営するサイト「今夜も餃子とブギーバック」にて紹介している。最近は、食べ歩くだけでは飽き足らず、理想の餃子を追求するため夜な夜な餃子作りに励んでいる。 |
「ウマい餃子術」とは……
老若男女、店でも家でも人気の食事=餃子。冷凍なり、取り寄せなり、美味い餃子を手に入れたら、それを上手く食べたい。その秘訣を、週8で餃子を食す超人・オガサワラガクさんに訊く。
上に戻る 渡辺修身=写真 川瀬佐千子=編集・文