面倒くさがり屋を自称する御仁でも、さすがに「着るだけで男前になれる」と聞けば心が動くはず。
ファッション界でお馴染みの高級素材が男の美容に革命を起こす！
着るだけで美容になる！
「スレッド、マウス アンド ザ ムーン」のシルクシャツ＆パンツ
オープンカラーのシャツと腰がドローコードになったパンツには、ドライタッチでフシのあるシルクのノイル糸で織られた生地を使用。両面起毛をかけることで、ふっくら軽く柔らかな風合いに仕上げた。ゆったりとしたシルエットとテーパードした美脚シルエットが今の気分にしっくりくる。シャツ4万8000円、パンツ5万3000円／ともにスレッド、マウス アンド ザ ムーン（同興商事 info@looksea.jp）着るだけでカンタン美容？ そんなウマイ話があるわけ……いや、あった。それがシルク100％のウェアである。歴史も古く、クレオパトラや卑弥呼も絹の衣服を愛用したという。
シルクのパワーは、着ればはっきりとわかる。まずは唯一無二と言うべき豊かな光沢となめらかな肌触り。
機能面も優秀で、コットンをしのぐ吸水性や吸放湿性をあわせ持ち、さらに通気性と保温性にも優れているため、夏は涼しく冬は暖かい。
コンパクトシルエットのTシャツはコットン83％とシルク17％のミックス素材。さらに表面を微細に起毛させることで極上の肌触りを実現。脇に縫い目のない丸胴仕様も快適さアップにひと役買う。各1万3000円／スレッド、マウス アンド ザ ムーン（同興商事 info@looksea.jp）摩擦が起きにくいため、静電気も発生しにくく、紫外線もカットする。とどめに丈夫で引っ張りにも強い。
と、特長は書ききれないほどあるのだが、さらに近年、絹タンパク質の研究が進み、シルクの美容への効果が明らかになってきたのだ。
3ボタンが特徴のクラシックショーツは高級ドレスシャツに使われるシルク100％のブロード生地を使った世にも贅沢な下着。センターバックの縫い目がないため、締め付けやアタリがないのもポイント。1万8000円／／スレッド、マウス アンド ザ ムーン（同興商事 info@looksea.jp）もともとシルクは蚕の繭から作られるたんぱく質でできた天然繊維。
それもアラニンやグリシン、チロシンといった“人間の肌に近い”約20種類のアミノ酸が無数に結合したたんぱく質繊維のため、保湿効果など美容にもさまざまなメリットが期待できるのだ。その効果の高さから、シルクパウダー配合の化粧品が開発されているほど。
稀少さゆえに値が張るのは事実だが、シルクのウェアは投資価値が大いにある美容グッズなのだ。
着て美しくなるブランド
「スレッド、マウス アンド ザ ムーン」
人に優しく、環境に配慮した至高のコンフォートウェアを作ることを理念に掲げるジャパンブランド。シルクの質はもとより、シルエットにもこだわったウェアは、日常着としても様になる高い完成度を誇る。スタイリストなどファッション業界にも熱烈なファンが多い。
MACHIO（人物）、鈴木泰之（静物）=写真 来田拓也＝スタイリング 向後信行（JANEiRO）＝ヘアメイク 押条良太（押条事務所）、髙村将司＝文
