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「日本に数多くいるスケーターのなかで、もっともスタイリッシュなのはだれなのか?」スケートボードに関心のある者なら一度はもつ疑問だ。
観点はさまざまにあるから単純化しすぎるのは危険かもしれないが、スケーターの間では必ずといっていいほど話題にのぼる人物がいる。湘南茅ヶ崎出身の27歳、三本木 心だ。
三本木の特長は、自身の経験に根ざしたスケートスタイルにある。舗装された道をサーフィンのように滑る「サイドウォークサーフィン」と称されるストリートスタイルである。子どもの頃から湘南のストリートで培ってきたスケートセンスにサーフィンの経験をプラスした結果、こうした独創的なスケートスタイルが誕生した。
おそらくいつの時代でも注目の的となるのは、こういうオンリーワンを体現する人間だ。「この分野においては右に出る者なし」という評価は、それだけで人の目を引きつける。昨年、アディダススケートボーディング(Adidas skateboarding)は、三本木を自社のインターナショナルチームに抜擢し、そして彼のカラーウェイモデルシューズの発売を決定した。
アディダスが日本人のモデルを発売するのはこれが初めてということから、彼のスケートが日本のみならず世界から注目されていることが分かるだろう。
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