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クリップの見どころ

その三本木のスケートを収めたクリップが、アディダススケートボーディング(Adidas skateboarding)のYouTube公式チャンネルにアップされている。
クリップでは序盤から、コンクリートの壁をまるで波のように乗りこなす三本木を見ることができる。撮影地はアメリカ(ロサンゼルス、ニューヨーク、フィラデルフィア)、ヨーロッパ、台湾。多種多様な土地で、セクションで、ストリートで繰り広げる三本木の妙技はスケーターならずとも必見だ。彼いわく「日本国旗の日の丸をイメージした」というカラーウェイモデルシューズも要チェック。
写真:本人提供

スケートを通して伝えたいこと

今回、クリップ紹介の記事掲載にあたって、本人からコメントをいただいた。以下コメント。
「俺がスケートを始めたころ、地元茅ヶ崎ではサーフィンが人気で、同じ横乗り文化のスケートボードに力を入れてる人って意外と少なかった。
だから、スケートで上を目指したいと思ってのめり込んでいったんだけど、そこにはサーフィンの影響も少なからずあって。むずかしいトリックよりも、むしろサーフィンのスタイルを大事にしてきた。そうして今がある感じかな。
スケートボードは幅広くて、みんなが思っているようなテクニカルなスケートがすべてじゃないんだ。俺がやってるようなスケートスタイルもあるんだよってことを、みんなには伝えていきたい」
スケートボード界にその名をとどろかせた三本木 心。今後のさらなる活躍に期待だ。
写真:本人提供
 
三本木 心●中学校2年生の頃、同じ茅ヶ崎市出身のプロスケーターの影響で本格的にスケートを始める。早くからその頭角を現し、「THE SURFSKATERS」といった大会で結果を残す。2019年にアディダススケートボーディング(Adidas skateboarding)のインターナショナルチームに所属。スポンサーはadidas、POLAR。自身のスケートスタイルを発信する27歳。 
佐藤 稜馬=文
記事提供=FINEPLAY


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