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■ディーゼルでもラグジュアリー&アバンギャルド
ランドローバー「レンジローバーヴェラール」


「ロイヤルワラント(王室御用達)」であるレンジローバーは伝統を重んじる保守的なイメージがある。
しかし2017年7月にレンジローバーシリーズのラインナップに加わったヴェラールは、「アヴァンギャルドなレンジローバー」というキャッチコピーで登場した。
ボディは全長4820×全幅1930×全高1685mmと、「イヴォーク」より一回り大きい。「イヴォーク」のようなクーペ的な雰囲気を纏うが、例えば車に近づくとドアの取っ手がスッと現れるなど、高級感のある都市型SUVだ。

3種類のガソリンエンジンとともに、2Lのディーゼルターボが用意されている。
このディーゼルエンジンは現行型「イヴォーク」と同じで、最高出力132kW(180ps)/4000rpm、最大トルク430N・m/1750-2500rpmを発揮。トルクが太いので、物足りなさを感じることは滅多にないはずだ。
また、静粛性に優れているのもレンジローバーシリーズ全体に言える特徴となる。
駆方式はもちろん全グレード4WDで、テレインレスポンスやオール手レインプログレスコントロールといった未舗装を走る際に役立つ電子制御も搭載されている。

オプション設定の電子制御エアサスペンションを装着すると最大渡河水深は580mmに。乗り味の面を考えても、エアサスはオススメの装備だ。


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