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②中堅 Def Jam × プーマ「クライドコート」


「Def Jamの現場の空気を纏った一足だからこそ、思い入れもひとしお」と松尾さん。
その愛はTシャツからも伝わってくる!
ラッセル・シモンズとリック・ルービンによって設立されたアメリカのレコードレーベル「Def Jam Recordings(デフ・ジャム・レコーディングス)」。
パブリック・エナミーやLL・クール・Jといったアーティストを擁し、’80年代末から’90年代にかけて全米の音楽シーンを席巻していた伝説的レーベルである。
音楽はもちろん、アーティストたちの着こなしはストリートシーンに多大な影響を与えた。彼らに憧れ、その姿をトレースしたキッズたちも決して少なくないはず。頭に被ったカンゴールハットも、LL・クール・Jを彷彿させるチョイスである。

’70年代のNBAのスーパースター、ウォルト・フレイジャーが着用した「クライド」をベースに、ジェイ・Zのディレクションのもと現代版にアップデート、「クライドコート」として生まれ変わった。当然話題をかっさらったが、こちらは、Def Jamの創設35周年を記念したモデルである。
Def Jamへのオマージュからバーガンディカラーに身を包み、ヒールには創設年である1984を刻印。半透明のガムソールを引っ提げてゴージャスにアレンジした、まさにスペシャルな一足だ。Def Jamラバーの松尾さんがこれに反応しないはずはない。
「いいですよね〜、このDef Jamカラー。もうシブすぎます」。
しかも、購入したタイミングにも意味がある。
「後輩芸人の渡辺直美がアメリカで買ってきてくれました。しかも、Def Jamのイベントのときに。このときに購入したってところがミソなんです」。
店頭でもなく、オンライン上でもない。その場のホットな空気を纏った一足だからこそ、松尾さんの琴線に触れたのである。


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