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2020.11.22

ファッション

「どんだけ〜!」なスニーカー愛。チョコプラ松尾が選んだ麗しの3足

「偏愛スニーカー三番勝負」とは……
単なるスポーツシューズと括れないところこそ、スニーカーの奥深さである。
セレクト基準は多種多様で、そこには人間性が自ずと表れる。チョコレートプラネットの松尾さんの3足は、選びのポイントが多彩なうえ、譲れないこだわりにも溢れているようで……。
松尾駿(まつおしゅん)●1982年8月18日生まれ。神奈川県出身。2006年に長田庄平さんとチョコレートプラネットを結成。コントに加え、IKKO氏のモノマネなどでブレーク。現在はバラエティ番組や舞台に加え、MCも担当するなど活躍のフィールドを広げている。インスタグラム(@matsuoshun)、YouTubeチャンネル『チョコレートプラネット チャンネル』。

①先鋒 ホカ オネオネ「チャレンジャー ロー GTX ワイド」


ホカ オネオネの「チャレンジャー ロー GTX ワイド」。全天候型の頼れる一足は、4mmの溝をソールに刻むことで滑りにくさを誘発。ランニングやハイキング、街履きとしても実に頼りになる。
スニーカーはあなたにとってどんな存在ですか? との問いに、「うーーーん、難しいですね……」と熟考。「ファッションアイテムではあるんだけど、そのひと言では片付けられないというか。かといって、戦闘服は言い過ぎな感じがしちゃうし………」と考えた末に出した結論が、
「靴(笑)」。
まんまかーい、と思わず突っ込みたくなる回答。
「中学生の頃はエア マックス・ブーム真っ只中。そりゃ喉から手が出るほど欲しかったですよ。でも箱根の田舎者にとってはあまりにも敷居が高かった。背伸びして、なんとかナイキのコルテッツやアディダスのカントリーを履いてましたから」。
稀少なモデルへの憧れはあった松尾少年。とはいえ、最近は、履きやすさやスマートにキマる一足がセレクトの軸だとか。それを端的に表したのがホカ オネオネの一足である。ただ、当初はそれを履いていた人たちをやや引いた目で見ていたとか。

「正直、ホカ オネオネを履いている人を軽視してましたよね、簡単に流行りにノっかりやがってって(笑)」。
とはいえ、これだけ多くの支持を得るには、それなりの理由があるのだろうと試しに履いてみたところ、一気に虜となった。
ゴアテックス生地で覆われているため、雨天時もなんのその。足をしっかり固定する構造は歩行時の安定感を後押しし、ボリューミーながらも軽量なEVAミッドソールが極上のクッショニングをもたらしてくれる。
「もうめちゃくちゃ履きやすい。びっくりしましたね。そりゃ、みんな履くわって思いました」。
その実力を目の当たりにし、食わず嫌いは良くないことを改めて実感する松尾さんなのでした。


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