①独自開発の“自己消火素材”を採用
オレンジ×グリップスワニー「ファイアープルーフキルトカーディガン」キャンプで怖いのが、火にまつわる事故だ。特に焚き火の火の粉で服に穴が開く、というのはよく耳にする話である。場合によっては炎が広がって大惨事に発展してしまうこともあるから、決して甘く見てはいけない。
アウトドアセレクトショップ、オレンジ別注のこのアウターは、グリップスワニーの独自開発による難燃ファブリック“FIRESHIELD(ファイアーシールド)”を使用した、対焚き火用中綿入りジャケットだ。
素材には難燃加工が施されており、火の粉程度であれば炎が燃え広がる心配はない。また、万が一炎に触れても溶融することなく炭化し、火の事故から身を守ってくれる。
「“焚き火シリーズ”で大人気のグリップスワニーとオレンジのコラボアイテムは、毎度売り切れになるほどキャンパーたちから信頼を集めています。今回のような、軽量なミリタリーデザインのアイテムは、まさに待望の逸品でしたね。薄手でありながらも防寒性の高い中綿のキルティングカーディガンを難燃性にしています」(平さん)
ノーカラーだからパーカやタートルネックとの相性もよく、綺麗なシルエットはタウンユースにももってこいだ。
②焚き火仕様になった、あの名門ダウン
オレンジ×ナンガ「焚火ダウンジャケット」
燃え盛る火の前では、普段使いしている700フィルパワー級のダウンも耐久性という点で心許ない。
ということで、日本が誇るダウンの名門、ナンガからも焚き火仕様のダウンが登場した。
「羽毛ダウンの雄、ナンガにオレンジが別注したアウターです。MA-1タイプだからデザインも慣れ親しんだものですし、こちらも焚き火に強い難燃性の生地を使っています」(平さん)
もちろん、ジャパンメイドでキャンプに必須な保温性を確保。両サイドに内ポケットを忍ばせ、袖元には「TAKIBI」の刺繍を施す遊び心もグッドだ。
③すべての外遊びを網羅する120点のダウン
オレンジ×ファーストダウン×フリークス ストア「難燃ダウンジャケット」
オレンジが人気再燃中のファーストダウン&フリークス ストアと手を組み、死角なしのトリプルコラボを実現させた。
「ファーストダウン×フリークス ストアのクラシカルなデザインにオレンジのアイデアを注入し、焚き火にも使えるダウンに進化しました。ストリートにもキャンプにも使えますし、何より黄色のカラーリングが良いですね!」(平さん)
デザインもさることながら、スペックも抜群。保湿性、耐久性を確保し、もちろん生地には難燃素材を採用。また、ダブル前立て仕様にすることで風の侵入を防ぎ、ポケットは大型に変更した。アウトドアでの使用を想定したマイナーチェンジは、別注ならではのディテールだ。
公園へのお出かけでも、家族旅行でも、キャンプでも、外遊びではこれを羽織れば間違いなし。
火遊びはくれぐれも安全、安心を心掛け、決して炎上することがないよう楽しもう! もちろん、キャンプの話だゾ。
取材に協力してくれたのは……
アウトドアセレクトショップ「オレンジ」●定番商品からガレージブランドまで、アウトドアギアやアウトドアアパレルを豊富に取り揃える。コールマンやユニフレームなどの認定ショップでもあり、無料設営講習を実施するなど、玄人にも初心者にも優しいアウトドア用品専門店。
〒749-7113
和歌山県伊都郡かつらぎ町妙寺488-40736-20-1329https://shop-orange.jp/ 「失敗しないキャンプデビュー、基本の“キ”」とは……空前のキャンプブーム。“今日から俺も!”と思いつつ、どこから準備すれば良いのやら。そんなビギナーでもきっと失敗しない、基本の“キ”をプロが伝授。
上に戻る 市川明治=取材・文