Day 20 WED.
第2農場を開園。何を植えようか、ワクワクが止まらない
いよいよノーファー・マーシーズ・ファームの第2農場がオープン。農家であり、サーファーであるマーシーの農場という意味で名付けたが、この語呂がとても気に入っている。
畑の面積は5アールと聞いていてまるでピンとこなかったが、百聞は一見にしかずで、これがかなり広い。小学校の体育館くらいだろうか。これからは、ここでいろいろな作物を計画的に植えていくことになるおらが城。少しいびつな形状も規格外で自分らしいと思った。確かに、宅地にするには立地面で不利だったのだろうと察せられる。
何より幸いだったのが、オーナーもまた有機栽培をしていたことだ。これを謳うには2年以上の土づくりが必要。この2年を飛ばせるのは大きい。敷地を前に俄然やる気が湧いてくる。
今日はいつものフリースではなく、気分を新たに個性的なタイダイが調子いいパーカで新拠点に臨んだ。なんとか午前中いっぱいをかけて耕しきる。さてと、何植えようか……。
「あ!」。植えるものをまるで用意していなかったのだ。あまりのボーンヘッドに我ながら言葉もない。疲れたし、いったん帰宅して作戦会議だな。今日も注文が入っている。まだ第1農場でまかなえるが、いよいよ、本腰を入れないと!
着回しアイテム【18】「ザ・ノース・フェイス」のパンツ携行できて軽量なエクスプローラーパーセルシリーズのリラックスパンツ。ストレッチ性や撥水性を備えた細身の一本。1万9000円/ザ・ノース・フェイス(ゴールドウイン 0120-307-560)
お助けアイテム多色使いを想像しがちなタイダイの技法だが、こちらは、パープルとオレンジという2色のみで構成されたクールさが特徴。ゆったりしたシルエットで現代の時流を捉えており、インにアウトに活躍しそうなところがマーシーもお気に入りだ。
遠藤優貴(MOUSTACHE)=写真(人物) 清水健吾=写真(静物) 菊池陽之介、中里真理子=スタイリング yoboon(coccina)=ヘアメイク 髙村将司=文 大関祐詞=編集・文 UTUWA/AWABEES、3D クロージング ストア=撮影協力