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アンルート時代に出合ったランニングを楽しくするアイテム

ソックスはCEP(シーイーピー)というドイツ発のスポーツソックスを愛用。段階的に着圧を変化させているコンプレッションソックスで、医療分野で培ったテクノロジーを活かし、ドイツ国内の自社工場にて製造されている。
川崎匠
「アンルートの店頭に立っていたときに、CEPを扱う日本の輸入代理店の方から説明を受けたのがきっかけです。“この『ランソックス2.0』は定価5000円以上とかなり高価なアイテムですが、5年間はいても破れないので、1年あたり1000円と考えればむしろオトクなんですよ”と。
本当に? と半信半疑で使い始めたのですが、そのときからもう5年以上年履き続けています。つまり、めちゃくちゃいい(笑)。このソックスで走ると、同じ5kmでもいつもよりラクに感じられます。カラフルなモデルが人気のブランドですが、ここはブラックで」。
川崎匠
サングラスはアーティクルワンというアメリカブランドのもの。
「ランニング用ではありませんが、ノーズパッドの部分がグニャッとできる可変フィットのモデルで、こらならランニングでも使えるかなと購入しました。ミラーレンズなのですが、ギンギラの濃いミラーではないところも気に入っています」。
川崎匠
アンルートが作ったオリジナルTシャツの1stモデル。
アンルートのTシャツもよく着用するとか。今日もインはこれ。
「手前味噌になりますが、街着とスポーツウェアの中間的なアイテムで、ランニングの楽しさというか、ライフスタイルのなかにランニングを取り入れるきっかけを作ってくれたTシャツです。
普段使いしやすい生地感ながら速乾素材で、パターンもスポーティ。ショップは閉じてしまいましたが、ブランドは継続しているので、オリジナルTシャツは定期的に買い足しています」。
「現在の状勢が落ち着いたら、グループランで集まって、銭湯からの居酒屋という定番コースで仲間とあーだこーだ喋りたい」という川崎さん。
一人で走っている今は、ギアにこだわってコーディネイトすることもモチベーション維持の秘訣になっている。気負わず、もちろんマラソン大会のありなしにも左右されず、前向きにランを楽しむ姿勢に共感大だ。
「走らない時間が増えてくると、かえって気持ち悪くなるんです。こうして習慣化できていることが、自分なりの継続のキーポイントになっているのかもしれません」。
川崎匠
RUNNER’S FILE 21
氏名:川崎 匠 
年齢:38歳(1982年生まれ)
仕事:コーエン メンズPR
走る頻度:週3~4日、5km弱
記録:レースへの参加経験なし
「Running Up-Date」
ランニングブームもひと昔まえ。体づくりのためと漫然と続けているランニングをアップデートすべく、ワンランク上のスタイルを持つ “人”と“モノ”をご紹介。街ランからロードレース、トレイルランまで、走ることは日常でできる冒険だ。 上に戻る
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礒村真介(100miler)=取材・文 小澤達也=写真


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