Day 10 SUN.
小3の国語ドリルに悪戦苦闘!そんな些細な日常も幸せと思える
閉店を決めて1週間あまり。ついこの間まではまるで心に余裕がなかったが、身近な人との交流のなかで、少し、平静を取り戻せたように思う。
我が子とのやりとりをおざなりにしてしまっていた自分にも反省。公園へ遊びにでも誘おうとした瞬間、小3の長男が「ドリルを手伝ってー!」と。「なんだ、勉強熱心だな」とからかうと、1学期の休校のしわ寄せが半端ないんだと反発。
せっかくの休日だが、遊ぶのは諦めて、これまでを埋め合わせるべくとことん付き合った。算数はいいが、国語はマーシーも得意ではない。答え合わせの際に生じたいくつかの誤答を子供から責められるも、「大人の世界は、選択肢にない答えを導くことも必要なんだ」と、強がりを言ってみる。そんなこんなで夕方に。
特に外出を考えてはいなかったので、リラックスできるゆるい軍パンに、白シャツ&白ニットを合わせた休日着を着ていたが、そのままの格好で家族でスーパーマーケットへ。帰宅後、アニメ「ちびまる子ちゃん」を観て夕食をとった。何でもないような一日が、幸せなんだと思った。
着回しアイテム【8】「レッドイヤー」のニットヨーロッパのヴィンテージウェアから着想を得たシンプルなリブ編みニット。編み針の本数調整で畝を表現する丁寧な作りの日本製。4万5000円/レッドイヤー(ポール・スミス リミテッド 03-3478-5600)
【12】「ビームス プラス」のシャツオーセンティックなアメカジ感を表現した超長綿ブロード素材の日本製シャツ。汎用性は無限大。1万8000円/ビームス プラス(ビームス プラス 原宿 03-3746-5851)
【15】「タトラス」のパンツアタリやパッカリング加工でヴィンテージ感を醸すゆったりめのカーゴ。コットン×ナイロン生地を使用。3万5000円/タトラス(タトラスインターナショナル 03-5708-5188)
遠藤優貴(MOUSTACHE)=写真(人物) 清水健吾=写真(静物) 菊池陽之介、中里真理子=スタイリング yoboon(coccina)=ヘアメイク 髙村将司=文 大関祐詞=編集・文 UTUWA/AWABEES、3D クロージング ストア=撮影協力