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新興だが実力は折り紙付き
「BMC」のチーム エリート03

16万円/BMC(ワイズロード 新宿本館 03-3350-1288)
トリを飾るのは、スイスが誇るワールドクラスの自転車メーカー「BMC」の一台。

アメリカ人のボブ・ビゲローが英国の自転車メーカー「ラレー」の代理店として卸売販売をスタートしたのがブランドの始まりで、’94年には自社で製造を開始。確かにヨーロッパの老舗自転車メーカーと比べれば自転車作りをスタートさせてまだ日は浅い。
しかし、自転車業界初となるカーボンナノチューブの採用や、フレームの上下でカーボンとアルミ使い分ける画期的デザインを生み出すなど、“スタイル、パッション、プレシジョン”の理念に則った革新的アイデアで一目置かれる存在に急成長した。
2011年のツール・ド・フランスで優勝したカデル・エヴァンスが乗っていたのも、BMCのロードバイクである。

このマウンテンバイクにも、自転車レースの本場、ヨーロッパで磨かれた技術はふんだんに落とし込まれている。
ハイドロフォームという加工法によりフレーム剛性を高めているので、本格的なオフロード走行も可能。一般的なMTBと比較すると軽いので、日常使いにももってこい。何よりこの鮮やかな色彩は、個性をアピールするのに打ってつけだ。
「機能性を言えば、どのメーカーも非常にレベルが高く横一線といった印象。基本的には誰もが満足していただけると思います。ですので、この個性的な一台のように、好きなデザインや配色で気軽に選ぶのも手ですね」。
「Y’s Road(ワイズロード)新宿本館」
全国各地に支店を持つ日本屈指の自転車の“総合デパート”。世界各国のロード、クロス、MTB、さらには折りたたみ型からスポーツ電動アシスト車まで、あらゆる自転車をラインナップ。店内にはパドックも設置し、自転車のトラブルにも即座に対応。メンテナンスや、事故&盗難に関するサポート、YouTubeのHow to動画などなど、手厚いサービスも信頼を得るポイントだ。
 
住所:東京都新宿区新宿2-19-1 BYGSビル B1F
電話番号:03-3350-1288
www.ysroad.net
MTBの持つタフネスは、ビンの破片や小石、車道と歩道の段差など、細々した障害の多い都市部でも大いに役立つ。しかも休日はレジャーにも使えるとなれば……もう一気に大本命に躍り出たでしょ?
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「自転車ライフ 2.0」とは……
環境や体型の変化だったり、身近な先輩の姿に憧れたり。ハマった理由は皆異れど、自転車にかける想いは誰もが強く、深い。自分好みへと仕様を変えた相棒と日々暮らす、同世代の自転車ライフをパパラッチ。
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菊地 亮=取材・文


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