待ちに待った年に一度の御開帳。今年はブルーの相棒です
手元に届きましたよ「iPhone 12 Pro」(右)。左は先代のiPhone 11 Pro。ケースの厚さが半分になってる!発売日に無事手元に届いた「iPhone 12 Pro」は256GBのパシフィックブルーだ。箱のサイズはここ数年のものと比べても半分以下と、驚異的に薄くなっている。
これは
Lightningコネクタ付きの「EarPods」と、USB電源アダプタが同梱されなくなったことによるもの。イヤホンやヘッドフォンは好みで選ぶ時代だし、USB充電器のひとつやふたつ持っているのは当たり前。買い換えのたびにいらないアクセサリが増えていく……と感じていた私のようなユーザーにとっては歓迎すべき変更だ。
パッケージの簡略化による地球環境への貢献と、端末価格への還元が多少なりとも期待できると、頭を切り替えて喜びたい。
御開帳〜。そして年に一度の秘仏の御開帳は、最も興奮する瞬間だ。
紙製パッケージは相変わらず丁寧に仕立てられていて、紙箱のフタを持ち上げるとスリットから空気がゆっくりと吸い込まれていき、しっとりとした抵抗感とともに開けきるまでに少し時間がかかる。この瞬間が上品でたまらない。
鎮座している美しいブルーの筐体に息を吞む。少しグレーがかった青色は上品極まりなく、昨年の「iPhone 11 Pro」のミッドナイトグリーンと甲乙付けがたい大人の発色だ。来年の秋まで寝食をともにする相棒に、まずはごあいさつ。こんにちは。
電源を入れていないので、「こんにちは」と言っても何の反応もない。 3/4