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③用途に合わせて、使用可能な照射モードを選ぶべし

ヘッドランプ
写真左がスポット光、右がワイド光。それぞれに利点があるので、どちらを選ぶかは用途次第。
ライトがどのように対象物を照らすかも考慮したい。
主な照射方法は、一部分を明るく照らすことに優れるスポット光、幅広い範囲を大きく照らし出せるワイド光の2つ。
モデルによっては両方を切り替えられるものもあるが、どちらかしか選べないモデルも多いので購入前に確認しよう。
ヘッドランプ
左上が何もつけていない状態。完全な暗闇で、右上がワイド光、左下は強めのスポット光、右下は弱めのスポット光。
スポット光が活躍するのは、手元など狭い範囲を集中的に照らしたいとき。調理や釣りの仕掛け作り、夜の川や海での獲物獲りなどに向いている。
一方、ワイド光が活躍するのは、夜間行動を伴う登山やトレイルランニング、夜釣りなど幅広い範囲を満遍なく照らしたいとき。
こう考えると、キャンプだけの用途に使うならば、どちらかというとスポット光が活躍するシーンの多いことが想像できる。
 

④ボタンの押しやすさと操作性は店頭でチェック

ヘッドランプ
ボタンの大きさ、押し心地はモデルごとにさまざま。実物を手にとって確認したいポイントだ。
店頭で購入するならば、ボタンの押しやすさも確認したい。
ボタンの大きさはもちろんだが、ボタンの形状や出っ張り具合次第でも、押しやすさは大きく異なる。触ってみないとわからないことなので、ぜひ実物を押し比べてみよう。
ヘッドランプ
機能を複数のボタンに振り分けてあるモデルは、操作が単純で使いやすい。
また、近年のモデルはさまざまな機能が増えてきている分、操作が複雑なものも少なくない。長押し、連続押しなどなど、操作の組み合わせが難解で、必要な機能を呼び出せなければ宝の持ち腐れだ。
スペック同様、機能の多さだけで選ばず、操作性もよく確認しよう。用途が決まっているならば、単純な機能に絞ったモデルを選ぶのも選択肢。シンプルな構造=壊れにくいとも言える。


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