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④ヴィンテージ好きなら
「ジオス」のミストラル


洋服でも感じられることだが、ヨーロッパのデザインにはどこか優雅さや気品が感じられる。デザインをより重視するなら、自転車はイタリア屈指の名門を頼るといいだろう。
「ジオス」は、1948年創業の老舗イタリア自転車メーカー。創業者のトルミーノ・ジオス氏は元プロサイクリストで、そのクオリティへの執着は並じゃない。
「日本の街でもよく見かけるメーカーですが、ヨーロッパではその名を知らない人はいないでしょう」。そんなジオスのエントリーモデルがミストラルである。
5万1000円/ジオス(ワイズロード 新宿クロスバイク館 03-5312-1485) 
「クロスバイクと聞くと、どうしてもフレームが太めのスポーツタイプを思い浮かべるかと思います。ジオスのクラシックな雰囲気は、スポーティ過ぎる車体を敬遠する人にとってもオススメですね」。

金額もお手頃で、クロスバイクに馴染みの薄い人にでもとっつきやすい。かといって性能に妥協は見られない。
「使用しているパーツは、日本ブランドのシマノ製。しかも、R500という、ロードバイクの入門機にも使われるほど優秀なホイールを使っています。この価格帯で、これほど優れたパーツをデフォルトで備えているのですから、非常にコスパが高いと言えますね」。


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