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2020.10.27

あそぶ

専門家が5万円台で厳選! クロスバイクの人気メーカー別エントリーモデル5種

「自転車ライフ 2.0」とは…… 
生活様式の変化とともに、急速に注目を集めつつある自転車。「ママチャリ以来、ご無沙汰です」という大人も多いだろうが、その間に自転車事情も一変、大きな進化を遂げている。
そこで、日本最大級のスポーツサイクル専門店、ワイズロードの協力を得て、今、本当に乗るべき自転車は何かを紐解いてみた。
話を聞いたのは…
大澤知秦さん
ワイズロード屈指の自転車愛を持つ男。現在乗っている愛機は、ロードバイクが『オルベア』のオルカ、グラベルロードバイクが『ボムトラック』のフック2。
 

自転車デビュー=クロスバイクの理由

気軽に街乗りしたいなら、やはりクロスバイクがオススメだ。
クロスバイクとはスポーツバイクの一種で、フラットなストレートハンドルだから無理のないライディング姿勢を保て、高い安定感が得られる。
フラットハンドルで乗りやすさとスピードを両立するクロスバイク。
レースなどで使われるロードバイクよりもタイヤが太くてタフだが、ママチャリよりも断然速いスピードが出せる、まさにオールマイティな存在だ。今回はさまざまなメーカーのなかから、5万円台で買える人気エントリーモデルを5つ厳選してもらったゾ。
 

①クロスバイク界のリーバイス
「ジャイアント」のエスケープR3


真っ先に名前が挙がったのは、台湾発の実力派「ジャイアント」。ファッションで言えばリーバイスに当たるほど、クロスバイク界では王道のメーカーである。
「コスパが良いとはよく言われますが、ライディング能力も確かです。車体は軽量で乗りやすさも抜群ですから、初めての人でも扱いやすいと思います」。
5万2000円/ジャイアント(ワイズロード 新宿クロスバイク館 03-5312-1485)
さらに大澤さんは、“501”的なモデルに次を挙げる。
「手始めに選ぶならエスケープのR3がいいのではないでしょうか。10.7㎏と軽量で(一般的なクロスバイクが約12㎏)、今年はフレームの形状を変えたり、タイヤをこれまでの28mmから30mmに太くしているので、いっそう乗り心地が良くなっています」。

「ジャイアントもそうですが、最近ではディスクブレーキ(写真右)を採用しているところも増えてきました。もともとマウンテンバイクで使用されていたブレーキシステムで、銀色のローター部分を挟むことで減速します。ホイールを挟んで減速する、一般的なVブレーキシステム(写真左)よりも少力で止まることができ、雨天でも制動力が落ちにくいので安心です」。
その分やや予算も上がるが、新しいモノ好きはぜひトライを。
2/5

②アメリカで絶大な人気を誇る銘柄
「トレック」のFX1


「ウチで人気のあるメーカーは『トレック』です。特徴としてはまず、タイヤが太いこと。太くなると振動吸収も良く、乗り心地もすこぶる良くなります。舗装されている市街地でも、細いタイヤで走っていると振動が体に伝わってきますが、それもかなり軽減され、マイルドな走りになりますね。段差を越えるときも安心感があります」。
1976年、アメリカ・ウィスコンシン州で創業したトレックは、スポーツ自転車の発展に大きく寄与した実績を持ち、今や全米でもトップクラスのシェアを誇る。

「乗り手のことをよく考えて作っていると思います。クロスバイクもスポーツバイクの一種なので、やはりどうしても乗車姿勢は前傾になってしまいます。でも、トレックはハンドルをやや高めに設定していますから、ロードバイクよりも上体が起き上がり、自然な姿勢を保つことができるんです」。
そんなトレックの入門機としてオススメなのがコチラ。
5万5000円/トレック(ワイズロード 新宿クロスバイク館 03-5312-1485) 
「このFX1は初心者の方でも存分に楽しめると思いますよ。フレームがアルミで、フォーク(フレームとタイヤをつなぐパーツ)は鉄。後ろが7段の変速ギアでディスクブレーキを搭載していますが、ディスクブレーキの構造が簡易的なので、値段は抑えめ。メンテナンスも簡単です」。
3/5

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