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中級者の壁を超えるためのブレイクスルー

しかし、いつまでも右肩上がりで記録が伸びていくとも限らない。
「サブ3.5、つまりフルマラソン3時間30分がなかなか切れませんでした。2、3度トライしたでしょうか。そこで、トレーニングで走る頻度を減らしてもいいので長い距離を走ることにしたんです」。
それまで毎日のように10~20kmを走っていたが、距離の長短にメリハリをつけ、フルマラソン本番前に30km走や35km走を何度か走るスタイルへとアップデートさせた。
running up date
「RUN KEEPERというアプリが目標レースやタイムに合わせた練習メニューをサジェスチョンしてくれるので、それを参考にしたところもあります。
練習で長い距離を走る前は、マラソン後半に足をつったりしていましたが、それが無くなりました。多摩川の近くに住んでいるので、河川敷のランニングコースを調布方面に向かったり、はたまた羽田空港に向かったり。空港のカフェで休憩するのがまた気持ちいいんですよね。
二子玉川付近の玉堤のあたりも、野球やサッカーのグラウンドがあるので、子供たちがスポーツに打ち込んでいる姿を横目に走れるのでモチベーションが保てます」。
全国の店舗へと出張する機会も多いので、そういうときは近隣に川がないか探して、土手沿いを走るようにもしている。福島県の阿武隈川あたりは眺めが良く、走りやすかったとのこと。


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