⑤紺ブレを若々しく着こなすなら
金ボタンが映えるネイビーのダブルブレザーを、いかに脱トラッドにハイエンドかつカジュアルに着るかをテーマにしたスタイリング。ここでは一番最初に紹介したアウターで着るジャンプスーツに対し、インナーで着るジャンプスーツを提案。しかも色は鉄板配色となるタンをセレクト。
流行に左右されず、安心して永く使えるネイビーアイテムを選ぶことも、大人カジュアルを楽しむポイントかもしれない。
⑥ネイビーのニットTシャツを着こなすなら
シンプルなものほどさらっと洒脱に着こなすのは難しかったりする。ネイビーのクルーネックニットTシャツがまさにそれ。
「普通すぎない」見た目にするには、合わせのアイテムとサイズ感に気を配ろう。首元からインナーの白Tをチラッと見せつつ、ボトムスはツイードパンツで清潔感を演出。
肘が隠れるくらいの袖丈のものをオーバーサイズなTシャツ感覚で着れば、ニットならではの質感とドレープ感でさりげない大人の貫禄が漂う。
スタイリスト 喜多尾祥之さん Age 551965年、東京・浅草生まれ。雑誌「POPEYE」でスタイリストデビュー。以後、俳優や雑誌、広告、CMなどを中心にディレクションも手掛ける。趣味はゴルフと料理。著書に『魔味探求』。
instagram@kitaokitaosu 田邊 剛、山本雄生、清水将之(mili)、長田英哲、イリグチケンタ=写真 喜多尾祥之=スタイリング 谷森正規(W)、向後信行(JANEiRO)、北村雄太、小林雄美、米尾太一(TUNE)=ヘアメイク 増田海治郎、大西陽子、髙村将司、菊地 亮、秦 大輔、増山直樹=文 長谷川茂雄=編集・文