OCEANS

SHARE

じわじわと増えるバリエーションにも注目

AOCoolers
「18パック バックパックソフトクーラー」(2万350円[税込])。重さは1360g。
キャンバスシリーズから派生したバリエーションも紹介しよう。
まずはバックパック型のシリーズ。高い保冷力はそのままに、背負えるようにして利便性を高めたモデルである。
大容量のポケットがいくつかあるので、食材以外の小物を詰めれば、デイキャンプならばこれひとつで十分事足りるだろう。
AOCoolers
「12パック バリスティックソフトクーラー」(1万1880円[税込])。
AOCoolers
強度は高いがしなやかで扱いづらさは感じない。カラーはチャコールのみ。サイズは12と24の2タイプ。
続いては、今年登場したばかりのバリスティックシリーズ。
表地に1200デニールの耐摩耗強度に優れるバリスティック素材を採用したモデル。12パックサイズで1361gと、重量はキャンバスモデルよりも少し増えるが、アウトドアでハードに使うことを想定しているならば、選択肢となる。
AOCoolers
「12パック カーボンソフトクーラー」(1万4080円[税込])。サイズは12パックのみ。重量1088g。
カーボンファイバー調素材を採用したモデルも、今年から新たに仲間入りした。高級感のあるカーボン調の表地は、耐摩耗性、カビ耐性、UVカットと数多くの機能を備えている。
AOCoolers
使用後は水洗いし、手拭いなどで水気をよく拭き取っておこう。
最後にソフトクーラーを長く使うためのポイントをメーカーの方に伺ったのでお伝えしよう。
ソフトクーラーの大敵は、使用後に生地に残る汚れと水分。傷みの大半は汚れや水分が原因で引き起こされる。
エーオークーラーズの製品は、どれもインナーを引っ張り出して丸洗いできる構造となっている。しっかり洗ったら、水気をよく切って、拭き取ってから保管しよう。
これだけ覚えておけば、ソフトクーラーはあなたの相棒として、キャンプの台所を長く支えてくれるはずだ。
AOCoolers
[問い合わせ]
ビッグウイング
06-6167-3005
www.bigwing.co.jp
「Camp Gear Note」
90年代以上のブームといわれているアウトドア。次々に新しいギアも生まれ、ファンには堪らない状況になっている。でも、そんなギアに関してどれほど知っているだろうか? 人気ブランドの個性と歴史、看板モデルの扱い方まで、徹底的に掘り下げる。 上に戻る
連載「Camp Gear Note」一覧へ
池田 圭=取材・文 宇佐美博之=写真


SHARE

次の記事を読み込んでいます。