ベル&ロス
「BR 03-92 H.U.D」
航空機のコックピット計器から着想を得た角型時計は、2005年の誕生以来、先進技術を積極的に導入し、いまやブランドのアイコンになっている。
15年目を迎え、新作は新たな領域に注目。それがヘッドアップディスプレイ(H.U.D)だ。
現在のコックピットの計器はデジタル化とともに、透明なガラススクリーンに必要な情報を映し出すことで、パイロットは視界を切り替えることなく、つねに目前の状況と操縦に集中できる。H.U.Dはこのデザイン思想をモチーフに、時分秒を示す中央の三角マーカーと2本の針が美しいグリーンで浮かび上がる。
さらに暗所でも圧倒的な視認性を支えるのが、発光と持続時間において現在最高レベルを誇る夜光塗料のスーパールミノバのC3だ。ベル&ロスは2017年からこれを採用し、ラテン語の“ルーメン(光)”からLUMと名づけている。
技術革新に裏付けられた機能と独創的なデザインはブランドらしさであり、男心をそそる。
「趣味時計」とは……
時計が趣味だというのは当たり前。もはや時計は趣味の頼れるサポーターでもある。海で山で街で、はたまた家で。時計と一緒に、趣味の時間をもっと遊んドケイ!
上に戻る 柴田 充=文