アムステルダム生まれのデニムブランド、デンハム。世界中のデニム通を唸らせてきた彼らが、今度はスニーカーフリークをも満足させることになりそうだ。
理由は、これを見ていただければわかるはず。
馴染みのあるシルエットに、ソールの小窓から見えるビジブルエア。そう、ナイキが誇る「エア マックス 1」だ。1987年誕生したシリーズのファーストモデルとしてよく知られる存在だが……いつもとは様子が全然違う。
実はこれ、アッパーにデンハムのデニムを纏っているのだ。
採用したのは、環境に優しい日本製デニム。岡山のデニム工場・日本綿布が仕立てを担当し、角十つなぎ刺し子をはじめ、チェックやヘリンボーンの切り替えがアッパーに施されているのが印象的だ。
インディゴの美しい発色と複雑な切り替えによって唯一無二の一足に仕上がった。
そして今回は、ハイテクスニーカーの代表格「エア マックス95」にも、デンハムらしいアレンジを加えている。
アッパーに配したベージュ、グレー、ブラックのグラデーションカラーの生地をよく見ると、すべてデニムになっているのが見て取れるだろう。これにはイタリアの老舗デニム生地メーカー、カンディアーニ社の生地を採用している。
スウッシュやシューレースホールなどに施されたネオンイエローが、初期モデルの“イエローグラデ”を連想させる。
デンハムはさらに、2つのスニーカーのデザインとリンクしたアパレルも制作。例えば定番パンツの「クロスバック」には刺し子が、「レイザー」にはネオンイエローが随所に施されている。このほか、ジャケットやスウェットシャツも展開する予定だ。
「エア マックス 1 DNHM」は9月19日(土)10時、「エア マックス 95 DNHM」は9月26日(土)より公式オンラインストアのみで発売。アパレルは9月19日(土)から店舗に並ぶ。
デンハムの手により生まれた“デニム エア マックス”。先日デンハムのSNSにもアップされ、すでにかなりの人が目をつけている様子。購入はスピード勝負になりそうだが、デニム好きもスニーカー好きも、こぞって参戦されたし。
[問い合わせ]デンハム・ジャパンhttps://www.denhamjapan.jpPOW-DER=文