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トレイルに行くときに欠かせないマイ定番ギアとは

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腕時計はトレイルランナーに人気の高いスントを愛用。
「スント7というスマートウォッチのモデルを使っています。ロードも山もこれでOK。IC機能で電子マネーの決済もしてくれるんですが、まだ購入したばかりで使いこなしきれてないんですけど」。
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サングラスはオークリーのカジュアルスポーツモデルとして「フロッグスキン」と双璧をなすボストンシェイプのモデル「ラッチ」を愛用。
「スントと同様、適度にカジュアルなデザインに惚れました。とにかく軽いのがいいですね。トレイルランのときも掛けています」。
そのほか、トレイルランニングで欠かせないのが高性能のコンパクトデジタルカメラだ。前編で紹介した山の写真もこのカメラで撮影した。
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ソニーの「RX100」をスモールリグのケージでカスタマイズしている。木製グリップのおかげでデザイン&ホールド感が倍増!
「主にトレイルランニングで出会った景色を収める用。カメラに詳しい知人に相談したら、一眼よりもRX100シリーズのほうが自分の用途には合っていると薦められました。
これは2代目で、レンズが良いので美しい景色のそのまま色がくっきり出るんですよね。山に行くときはほぼ必ず、ジップロックに入れて持ち歩き、あたかも防水かのように使っています」。

ランニングアイテム購入の新様式を確立!?

勤務先の総合商社では、繊維や物資等の広報業務を担当していたこともあり、さすがの審美眼を備える吹田さん。最近は自身のギア選びに関しても、ちょっとした変化を実感しているとか。
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「ショップに出かけて買い物を……というムードではなく、PC画面と向き合う時間も増えたせいか、ネットサーフィンからのオンラインショッピングが中心になりました。そのおかげで、普段ルーティンでのぞくブランドとは違うところで新たな発見があるのが良いですね。最近は僕たち世代だとサッカーウェアのイメージが強いイタリアンブランド『カッパ』のウェアが気になっています」。
スポーツブランドだけどランニングアイテムを中心にはしていない。そんなメーカーに目をつけているのだそう。
「これまでならランニングの定番ブランドから手に取るところを、違うジャンルが中心のスポーツブランドにも目が向きます。そういうところに、ひと味違うグッドデザインが隠れてたりするんですよ」。
ちなみに、選ぶときこそ見た目から入るけれど、結果としてよく使うのは、機能性が伴っているモノに落ち着くのだとか。
オンラインショッピングならではの楽しみかたで、ウエアやギア選びのモチベーションを上げる。それもまた、コロナ禍下でのランニング・アップデート術なのだ。
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RUNNER’S FILE 17
氏名:吹田 郁 
年齢:36歳(1984年生まれ)
仕事:商社勤務
走る頻度:週5日程度
記録:フルマラソン3時間2分(2018年、彩湖マラソン大会)
「Running Up-Date」
ランニングブームもひと昔まえ。体づくりのためと漫然と続けているランニングをアップデートすべく、ワンランク上のスタイルを持つ “人”と“モノ”をご紹介。街ランからロードレース、トレイルランまで、走ることは日常でできる冒険だ。 上に戻る
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礒村真介(100miler)=取材・文 小澤達也=写真


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