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山で頼りになるのはサロモン!

もうひとつのフェイバリットはサロモンで、今回はTシャツのロゴの色に合わせた鮮やかなショーツをセレクトした。
「サロモンに関してはデザインというより機能に惹かれています。このショーツもデザインこそ一見カジュアルですが、ウエストが切りっぱなしのゴムレスで、要所要所がステッチレスのレーザー圧着でつくられています。
数あるトレイルランニングウェアのなかでもハイエンドっぷりは随一で、ロードでもトレイルでも、パフォーマンス重視で走りたいときはサロモンと決めています」。
ちなみに吹田さんは母親がドイツ人というハーフで、スラリと伸びた長身はまるでモデルのよう。海外ブランドのウェアもニクいほどよく似合っている。
running up-date
シューズも海外から直輸入しているモデルで、ワイルドリングというドイツのカジュアルシューズブランドのもの。
「タヌキというモデル名で、裸足感覚で走るためのベアフットシューズです。ソールの厚みが薄いミニマルなつくりで、かつカカト部とつま先部のソール高低差がない“ゼロドロップ”仕様。ソックスを着用せずに素足で履いていますが、この手のシューズで裸足感覚で走るのはコンディション調整にいいですね」。
素足で履くとなると、どうしても気になるのがニオイだが……。
「アッパーや中敷きに、日本のメーカー『イトイテックス』が開発した和紙素材を使用しているんです。天然由来の抗菌作用に加え、通気性や速乾性が非常に優れています。以前、ハワイに行ったとき、ウォーターシューズ代わりにこれを履いて海に入ってました。すぐ乾くので、そのままショッピングに行けちゃったくらいです。
トレイルランを通じてイトイテックスの方と知り合いになり、このシューズの存在を知ったのですが、ドイツのブランドだけど日本のテキスタイルを使用しているという点にもシンパシーを感じています」。


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