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夫のモラハラ、一緒にいて楽しくないなど、理由はさまざま

今回のアンケートで、将来的に離婚や別居を考えたことがある人は26%。4人にひとりが離婚を考えたことがあるという結果になりました。昨今、結婚したカップルの3組に1組が離婚すると一般的には言われています。
つまり、実際に離婚するカップルは、今回のアンケート結果よりももっと多い可能性があるということになります。
離婚したい理由は人によってさまざま。「子育てや家事に非協力的」というものや「会話が全くないので、一緒にいるのが苦痛」「2人になったときのメリットがあまりない」「夫のモラハラ」などなど。
家事や育児に非協力的だったり夫のモラルハラスメントが酷かったりするのなら、離婚を考えるのもわかります。しかし、今回意外だなと思ったのが、取り立てて実生活にそれほど害はないような理由を挙げている人がいたことです。
上に挙げた中にもあるような「会話が全くないので一緒にいるのが苦痛」というものや、さらには「一緒にいてもなんか退屈だし、もっと人生を楽しみたいから」(山形県・44歳)というものもありました。つまり、夫と一緒にいても楽しくないから離婚したい、ということです。
おそらく、このコメントを書いた方の夫は、まさか妻がこのように考えているとは、思ってもいないでしょう。もし将来離婚を妻から切り出したら「なんで?」となりそうです。
夫といても楽しくないという問題をもう少し突き詰めて考えると、女性にとって、会話はとても大事なコミュニケーションですが、男性は妻や家族との会話を、そこまで大事なものとは思っていないということがあるのではないでしょうか? もう少し上の世代に話を聞くと、夫婦間ではほとんど会話がないということもたびたび聞きます。
今の60代や70代では、あまりおしゃべりをしない男性というのも、珍しくはなかったのではないかと想像できますし、女性側もそういうものだと納得していたかもしれませんが、今の30代〜40代では、会話がないというのは普通なことではないです。
楽しく雑談ができない相手というのは、女性にとってはかなり苦痛。離婚を切り出されても仕方がないと言えるかもしれません。
ちなみに、今回の回答の中で夫の浮気を理由に挙げた人はひとりだけでした。


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