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ディテールに秘める往時のミリタリーマインド

PANERAI パネライ/ラジオミール カリフォルニア-47MM
SSケース、47mm幅、手巻き。96万円/パネライ(オフィチーネ パネライ 0120-18-7110)

PANERAI
パネライ/ラジオミール カリフォルニア-47MM

本格的なプロフェッショナルダイバーズの歴史は、1936年にイタリア海軍の特殊潜水部隊がパネライに開発要請したことから始まった。
クッションケースにワイヤー式ラグを備え、ローマ数字とアラビア数字のインデックスを用いたユニークダイヤルには、軍事機密の保持のため、ブランド名が記載されていない。また内蔵するムーブメントも手巻き式にこだわりつつ、3日巻きのロングパワーリザーブという現代的な実用性を併せ持つ。
 

あのウォーホルも虜にした腕元のアート

PIAGET ピアジェ/エクストリームリー・ピアジェ・アーティー
K18PGケース、縦43×横45mm、自動巻き。302万円/ピアジェ 0120-73-1874

PIAGET
ピアジェ/エクストリームリー・ピアジェ・アーティー

ピアジェは、マニュファクチュールとハイジュエラーという2つの側面を持つ。時計では特に極薄ムーブメントの技術に長け、そこから生まれるデザインの自由度を活かし、多くの個性派モデルを発表した。
その虜になったのがポップアートの巨匠、アンディ・ウォーホルである。彼が愛用した多層構造からなるクッションケースの時計を復刻させたのが本作であり、ひと目見ただけで強く印象に残る。
卓越した美意識から生まれた自由な発想は、稀代のアーティストの創造力を刺激したのだろう。


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