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ストラバのセグメント1位を目指して疾走!

サブスリーに向けての練習場所は、自宅からすぐアクセスできる上野恩賜公園だ。
「お気に入りのコースなのですが、自粛期間は花見シーズンと重なったこともあり、いわゆる密な状況でした。そこで考えたのが、ストラバ上に設定された上野公園周辺のローカル区間で1位を狙うことです」。
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数カ月前にこの連載でもご紹介したストラバは、世界中で高い人気を誇るランニングSNSサービスで、さまざまなランニングアプリと連携できるのがポイント。
好評を得ている機能のひとつに、どこかの誰かが任意で決めたランニングコースにおける区間記録をランキング形式で表示してくれるサービスがある。例えば誰かが皇居一周を区間として設定したとする。その区間を含む走行データのログ(記録)をアップロードすると、今まで皇居一周の区間を走った人の中で、自分が何番目のタイムだったかが表示されるのだ。
「当面はレースの予定がないため、まずはスピードを磨こうと考えました。実際にレースが開催される状況になったときに結果を出すため、身近なフィールドで実践できる最も有効なトレーニングといえば短い距離のスピードを磨くことだなと。東京国立博物館をぐるりと回る1.5kmのコースなど、短めの区間でランキング上位を狙ってチャレンジしました」。
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国際子ども図書館の前を駆け抜ける1.5kmのセグメントにて、9月頭現在、区間1位の記録を保持!
最近はお世話になっているアウトドアブランドのスタッフさんの厚意で、高校生のトレーニングに帯同させてもらっているという。
「その方が高校生のコーチングをしていらっしゃるので、週末に陸上競技場で行われる記録会に参加させていただいたりしています。先日の1000m走では高校生に交じってオッサンの僕ひとりだけが3分2秒と、3分を切れませんでした。
ちなみにフルマラソンのベストも3時間2分なんですよね。まずはこの1000m走の記録会での“サブスリー(3分切り)”を達成することが直近のモチベーションです」。


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