焚き火には、焚き火用に作られたウェアを
自己消火性に優れたオリジナル生地「ファイヤーシールド」。ざっくりした素材感もアウトドアと相性がいい。キャンプウェアのスタートにあたり「キャンプにはキャンプウェア。焚き火には焚き火ウェア」というキャッチコピーを掲げ、焚き火用のウェア開発にも並行して力を入れている。
サファリハットのようなデザインが人気の「ファイヤープルーフキャンプハット」(4950円[税込])。「何を着たっていいだろう」と思う方もいるかもしれない。しかし、火の粉が飛んでお気に入りのウェアに穴を開けてしまった経験のある方なら、その重要性は知っての通り。焚き火には、タフなだけでなく、火に対する強さが求められるのだ。
その難問に応えるために、グリップスワニーは火の粉が飛んでも溶解せずに炭化し、火傷の危険から身を守る難燃素材「ファイヤーシールド」を独自に開発した。

「ファイヤープルーフポンチョ」(1万5180円[税込])ならかぶるだけでOK。 立っても座っても動きを妨げず、しっかり全身をカバーしてくれる。この素材を採用したラインナップは、ヘッドウェアからパンツ、エプロン、ジャケットまで幅広い。普段着の上からかぶるポンチョタイプや、膝に掛けるだけでもウェアを守れるブランケットも、手軽に使えておすすめだ。
「ファイヤープルーフキャンプパーカー」(1万7380円[税込])。袖の調整や大型ポケットは、グローブをはめたままでも扱いやすい設計。また、難燃系のラインナップはウェアだけにとどまらない。今年は「ネイタルデザイン」とのコラボでタープをリリースして即完売。秋冬にはなんとテント類の発表も続々と控えているそうだ。
その様はまるで、勢いを増す炎のよう。焚き火とグリップスワニーからは、くれぐれも目を離さぬよう。
[問い合わせ]スワニー販売03-3306-1411www.grip-swany.co.jp連載「Camp Gear Note」一覧へ「Camp Gear Note」90年代以上のブームといわれているアウトドア。次々に新しいギアも生まれ、ファンには堪らない状況になっている。でも、そんなギアに関してどれほど知っているだろうか? 人気ブランドの個性と歴史、看板モデルの扱い方まで、徹底的に掘り下げる。
上に戻る 池田 圭=取材・文 矢島慎一=写真