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洗練と逞しさを兼ね備えたキャンティーン

キースのキャンティーン。水筒とカップがセットになり、カップはラーメンのほか、ご飯を炊くことも可能。横に持ち手がつき、そのまま食べられるのも嬉しい。
キースのキャンティーン。水筒とカップがセットになっていて、カップではご飯を炊くこともできる。横に持ち手がつき、そのまま食べられるのも嬉しい。
つるのさんがギア選びで大切にしていること。それは、①コンパクトさ、②丈夫さ、③質感だ。
「移動時のことを考えると、やはり用途は多彩で、持ち運びもイージーというのは理想的。僕の場合、ギアはとことん使い倒したいタチなので、丈夫であればなお良し。もっと言えば、鉄の質感が大好き。洗練さがありながら、男らしさも感じさせる佇まいなら、それはもう“買い”です」。

その要素をすべて満たしたのがキースのキャンティーン。キースは、成長著しい中国アウトドアシーンでひときわ存在感を放つブランドだ。モダンなデザインと、世界的な実力派ブランドにも引けを取らない機能に定評がある。
「ソロキャンプにキャンティーン・クッカーセットは何かと重宝するので、どこかにいいものが売っていないかなぁと探していたんです。そこで遭遇したのがこれ。スタッキングができて、持ち運びもすごくラクなんですよ」。

こちらは2012年の登場以降、ビギナーやベテランから厚い信頼を寄せられている定番モデル。オールチタン製で耐久性に優れ、無味、無臭、無毒。食洗機に入れて洗うこともできる盤石な逸品だ。
しかも、ボトルとカップを合わせた総重量は、一般的なステンレス製のキャンティーンのカップ1つとほぼ同等という脅威の軽さ。何より、チタンの特徴として知られる綺麗な青い焼け色は、使っていくほどに男を引き込む魅力を放つ。
「超絶軽いだけでなく、ボトルは1100mlと容量も申し分なし。カップは700mlなので、ラーメンも作れます。ちょっと値段は高めでしたが、見た目の格好よさに背中を押されましたね」。


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