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自粛期間中に唯一、一緒に走ることが許された相手は……

やがてマラソンだけでなくトレイルランニングもはじめ、トレイルランナーの憧れである100マイル(160km)レースも完走。
トレランだけでなくロードランも両方好きで、それぞれ別の魅力があり、どちらも長く続けていきたいのだそう。
「レースはレースで楽しかったけれど、とくにトレイルの長距離レースは走ったあとに残る体への負担が大きい。特に丸一日トレイルを走ると4、5日は体調が崩れるので、波乗りに影響が出てしまうんです。だから今は走りたいときに適度に走って、疲労は残さないと決めています」。
running up date
新型コロナウイルス感染症による自粛期間もランニングをアップデートさせるちょっとしたきっかけとなった。
「長時間走ってしまうと、その直後は免疫力が落ちてしまうと考えたので、短い距離を定期的に走るようになりました。すると休日のドカ走りがをしなくなった反面、月間での走行距離は伸びるという。
今振り返ると、自粛期間中のネガティブなニュースから遠ざかるために走っていたところがあったのかもしれません。自粛期間中は誰かと一緒に走ることもはばかられていたと思うのですが、そのとき唯一、一緒に走れたのが家族、つまり子供です。長女が小学2年生で、下の子は4歳なので自転車に乗って、5kmほど一緒に走ったり。楽しかったですね」。


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