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東京のカルチャーを“編集”する

「MIYASHITA PARK」は、商業施設と形容されるスペース。インディペンデントを貫いてきた渡辺さんはなぜ、DAYZの発信基地にこの場所を選んだのか。
「元・宮下公園だからです。景色は変わりましたけど、ここにある歴史は、これからも変わらないと思うので」。
DAYZは、宮下公園の周辺から生まれたカルチャーをパッケージした空間だ。
そしてこう続ける。
「自分たちが育んできた東京ならではのカルチャーをより多くの人と共有したいので、閉鎖的なスタイルは不要なんです。M&Mの内装もほかのショップと差別化されているので、誰が来ても面白がってくれる……と信じてます(笑)」。
DAYZ別注のM&Mによるスツール
内装を手掛けたM&Mによるスツール(各1万2000円)。全6色の天板を揃える。
ちなみに店内のBGMは、マイルドバンチで活躍するEZさんによるDJミックス。まさに東京のオールスターが集結したショップといえるだろう。
最後に、DAYZの今後の展望を聞いた。
「今後は、僕らよりも下の世代を積極的にフックアップしていく予定です。まだまだ紹介できていないブランドはたくさんあるので、今のDAYZは、あくまで序章って感じですね」。
過去も今もパッケージしたDAYZが進む未来が楽しみだ。
 
[店舗情報]
DAYZ(デイズ)

住所:東京都渋谷区神宮前6-20-10
MIYASHITA PARK SOUTH 3F

03-6712-5652
https://dayztokyo.com/
※新型コロナウイルス感染拡大予防のため現在、事前予約制・入場制限を行っています。詳しくは公式HPをご確認ください。 
市川明治=文


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