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2020.08.12

ライフ

スノーピークorモンベル? 日本のアウトドアブランド「エコバッグ」頂上決戦

「“本命”エコバッグ」とは……
エコバッグを選ぶなら、シンプルで、コンパクトになって、タフで……要するに、使い勝手がいいものがいい。そんな条件を備えているのは、言わずもがなアウトドアブランドである。
パタゴニアvs.ザ・ノース・フェイスのアメリカブランド対決に続き、今回はスノーピークvs.モンベル、つまり日本を代表するアウトドアブランドのエコバッグを比較。さぁ、どっちを選ぶ?
 

日本の伝統で表現するスノーピークの“粋”バッグ

「キンチャク ニホンバティック」2900円/スノーピーク 0120-010-660
ここ数年、日本の伝統にスポットライトを当てたファッションアイテムが増えている。日本を代表するアウトドアブランドのスノーピークも多くの“和”なアイテムをリリースしているが、この風呂敷はなかでも“らしさ”と“ユニーク”さが光る逸品。

こちらは、岩手県一関で100年以上続く京屋染物店の職人と作り上げたコレクション「LOCAL WEAR IWATE」のもので、結びの持ち手を解けばチーフのようにコンパクトにしまうことができるので持ち運びにも最適だ。
表面に落とし込まれたデザインは、自然への敬意をテーマとし、日本の景色、風土、四季をデフォルメして描いたもの。その気概にもグッとくる。

これは余談だが、風呂敷といえば泥棒が背負っている“アレ”をイメージしがち。しかし、もともとあの唐草模様は「吉祥文様」といい、四方八方に成長していく唐草は“永遠の繁栄”を意味する縁起の良いものだったとか。風呂敷に落とし込まれるデザインとその背後に意味も込める。まっこと粋ですな。


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