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2020.08.04

ファッション

往年の渋谷世代・加藤忠幸さん&渡辺真史さんに聞く「MIYASHITA PARK、どうですか?」

ハチ公、道玄坂、公園通りなどと同じように、宮下公園もまた、渋谷という街を象徴する場所であり続けてきた。そして今の東京のファッションの中心で活躍する人たちは、多くがその青春を宮下公園で過ごしてきたのである。
そんな彼らが、渋谷の新名所「MIYASHITA PARK」でストアを手掛けたとなれば、話を聞かざるを得ない。
テンポラリー ストア オブ SSZを手掛けたSSZ ディレクター 加藤忠幸さん Age 46「“渋谷のストリート”をあの手この手で表現しました」
テンポラリー ストア オブ SSZを手掛けた加藤忠幸さん Age 46「“渋谷のストリート”をあの手この手で表現しました」。
「リアルにスケートボードを楽しんでいました。それから何十年も経って、生まれ変わったMIYASHITA PARKに店を開くというのだから……面白いですよね」。そう語るのは、ビームスでサーフ&スケートボードセクションを担当し、SSZのディレクターを務める加藤忠幸さんだ。
「ポップアップショップという名前にしたくなかったんです。期間限定ではありますが、SSZとして本当に店を開きたいという気持ちを込めてこう名付けました」。
テンポラリーストア、すなわち“SSZの仮店舗”という意味である。その商品展開は実に力がこもっている。
オープン時の注目アイテムは、ボードショーツとビーチサンダル。こだわり抜いた仕様と楽しいギミックに驚かされる。/リーフ×SSZ
ボードショーツ1万6000円/マジックナンバー×SSZ、サンダル9000円/リーフ×SSZ(ともにテンポラリー ストア オブ SSZ 03-6712-5450)
注目アイテムは、ボードショーツとビーチサンダル。こだわり抜いた仕様と楽しいギミックに驚かされる。
「“サーファーにとっての正装”と捉えたマジックナンバーとのボードショーツは、素材と履き心地にとことんこだわったモデルです。そしてリーフとコラボしたビーチサンダルはソールに栓抜きが付いていたりと遊び心満点。鎌倉のとある店のお寿司の写真をアウトソールにあしらってしまいました」。
このほか、スケート&サーフ界の伝説として知られるデビル西岡のアートワークをプリントしたTシャツなど、多くの先行販売アイテムを用意する。


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