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タンクトップ+サーフショーツで、いつでも水浴びできるスタイルを意識

「潮の薫りがするアイテムを選ぶ」という並木さんのマイルールは、ショーツ選びでも踏襲されている。
「ランニング用の短パンのデザインが好きになれないんですよね。走り始めたころははいてましたけど、そこそこ走れるようになって初心者を脱してきたら、もっとデザインにこだわりたいと思うようになりまして。ランニングに使える素材使いで気の利いた配色の短パンはないかと探したら、ここでも自然とサーフショーツが目にとまりました」。
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ランニングに使っているサーフショーツのコレクション。左からナルトトランクス、チャンピオン、パタゴニア。
「サーフショーツであれば街中でも抵抗なく着られるし、そのままカフェにもいけます。実際に上にシャツを羽織ったりして、このままのコーディネイトでメシを食いにも行きますよ。サーフショーツは万能です!」
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数シーズン前のパタゴニアのボードショーツは、ライトグレーをベースにイエローを利かせていた。コンパクトなサイズ感がお気に入りというGショックにもこの黄色をリンクさせている。こちらも街使いで兼用できる時計だ。
「仕事のときはタイドアップして過ごしているため、休日はほとんどこういった、走れる格好のままで過ごしています。オン・オフのメリハリをつけて、そのギャップを満喫しているんです。こういった真逆の振れ幅のスタイリングをすることで気付きもあって、例えば今日はいているパタゴニアのショーツはイエローの使い方が新鮮でした。このライトグレー×イエローの配色をネクタイの柄に取り入れたら……などと、仕事の参考にすることもあるんです」。
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サングラスを掛けることはそう多くないが、愛用しているのはアイヴォルの「コンロン」。写真には写っていないが、テンプルの裏側に配された滑り止めのラバーパーツは遊び心のある明るいイエローだ。
さすが色使いのプロフェッショナル! 常に色のことを考えるクセがついているからこそ、ランニングアイテムからも本業に活かせるインスピレーションを受けている。


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