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極端な痛みがなければ洗濯機でOK!

「インディゴが残っているほうのデニムは洗濯機で回しても問題なさそうです。色落ちをなるべく避ける『スペシャル』(1200円)というメニューでいかがでしょうか?」。
バルコ ランドリー プレイス 代々木上原では、今回のデニムクリーニングに合わせてさまざまなメニューを開発。リクエストに対して6つのコースを振り分け、さらに細かなアレンジを施していく。
こちらが用意しているクリーニングのメニューだ。
メニューが決待ったら、早速デニムを裏返す。裏返しての洗濯は、デニムクリーニングにおける基本のキである。
「色落ちを防ぐという意味もありますが、生地が擦れて変なアタリが付くことを避けるためでもあるんです。さらにネットに入れれば盤石ですね。それでは専用洗濯機に入れましょう」。

そして高野さんは、洗濯機のダイヤルを回し、時間など細かな調整を済ませたらスタートボタンを押す。そこに表示されていた「デニムスペシャル」という文字に驚かされる。
洗濯機の表示が「デニムスペシャル」って凄くない?
「デニムって頑丈に見えて、実は繊細な生地なんですよ。なので、本当に細かなチューニングを洗濯機にも施します。内容はもちろん企業秘密ですが、洗剤もデニム専用ですよ」。
ちなみに洗剤は、ふんわりと仕上がりながらも汚れはしっかり落とす仕様だとか。それが「デニムスペシャル」とタッグを組むと無敵になる。そして待つこと16分。洗浄を終えたデニムは、筒状になるように吊るされて、自然乾燥させる。
ヤエカやA.P.C.が干されていることからも、ココの信頼を感じる。
デニムをはいている状態で干すことで、よりナチュラルな仕上がりとなるらしい。その成果は追って紹介しよう。


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