GMT針を持つ街でも海を感じる定番
タグ・ホイヤー/アクアレーサー キャリバー7モータースポーツの世界で名高いタグ・ホイヤーだが、防水技術の歴史も長く、古くは1895年に懐中時計の防水ケースの特許を取得し、1950年にはレガッタのカウントダウン機能を備えたマレオグラフを開発している。
さらにブランドを代表するモナコにしても発表時は画期的な防水角型として注目を集めたのだ。やがて1979年にブランド初のダイバーズとして、200m防水を備えた1000シリーズが登場。
以降コレクションの拡充によって海の世界でもその名をとどろかせ、2004年に誕生したのがアクアレーサ−だ。
その最新モデルを純然たるダイバーズウォッチと位置づけるには異論があるかもしれない。というのもセンターにGMT針を備え、回転ベゼルに記されているのも24時間計だからだ。
とはいえダイバーズの本格機能を秘めたアクティブな実用性は、タグ・ホイヤーらしさでもある。たとえ街にいても海が感じられる。そんな魅力が伝わってくるのだ。
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