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それでもこの夏旅行に行く! 主な行き先は近場でキャンプ

キャンプイメージ写真
一方で、夏休みの旅行・レジャーを計画している人はどんな過ごし方をするのか? その答えからも堅実で慎重な計画をしていることが分かる。
「Go To Travel キャンペーンを利用したいものの、まだ感染リスクは残っているので、近場にキャンプや、マイナーな遊園地などに行きたいと思っている。予算は4人家族で10〜15万円に抑えたい」(35歳・愛知県)
「キャンプ。家族4人で3万円くらい」(38歳・東京都)
「人がなるべく来ないような山奥に家族と犬でキャンプに行く予定。予算は2万円ほど」(45歳・福岡県)

最も多かったのは、近場のキャンプ。近隣かついわゆる「3密」が避けられ、予算はミニマムに2〜3万円でも楽しめるのだから、こんな時期のレジャーには打ってつけだ。
もともとキャンプブームもあって、夏休みはキャンプと決めていた家族も多く、そういう意味では願い通りの夏休みを過ごせるという人もいるということだ。
「祖母と一緒に沖縄本島北部の民宿へ1泊に行く予定。ひとり7000円程度の予算」(43歳・沖縄県)
「近場の箱根に行きます。ゴールデンウィークや休日に自粛で出掛けなかったので、予算は気にしないで、気に入った旅館やホテルに宿泊します」(40歳・神奈川県)
「隣県で行きたいホテルが開いていれば行く予定。予算は4人家族で10万円ほど」(37歳・愛媛県)

次に多かったのが、近隣の宿泊メインの旅行。派手な観光地や人混みが多そうな施設は避けたいところ。それでも旅の非日常を味わいたいから、ホテルや民宿でゆっくり過ごすという計画だ。こうした「お籠り旅」や近隣で非日常を味わうマイクロツーリズムは、最近のトレンドでもある。これまで外出自粛で自宅に閉じ籠もっていたぶん、たまにはいつもと違う場所や部屋で過ごすだけでも十分リフレッシュできる。
刻一刻と変わる新型コロナウイルスの感染状況。これほど予定が立てづらい夏休みは一生のうちでもなかなかないだろう。そんななかで行く、行かないは自己判断。どちらにせよ、まずは感染防止対策と日々の体調管理に気をつけたいところだ。
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「隣のオッサンは青いか?」
酸いも甘いもかみ分けて、世の中のおおよそのことがわかった年代。けど、いまだにわからないのが、人の心。家族や友人に同僚、あるいは自分の心だって、イマイチ理解できないことは多々あるのだから難しい。そこで、世間に秘めたる胸の内を問う! タテマエはさておき、実際どう考えてます? 上に戻る 
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