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裏道から裏道へ、街を探索するための時間がそこにある

体力作りやリフレッシュのためだけでなく、バイヤーならではの嗅覚も山本さんの足を外へと向かわせる。
「だいたい40分くらい走ることが多いのですが、実は毎回ちょっとずつコースを変えています。というか、決められた道を走るよりもある程度行き当たりばったりが好きで。自宅が東京の目黒区なのですが、目黒通りから少し中に入るとセンスの良い小さなお店が沢山あって、それを探しながら走るのが楽しいんですよね。新たな発見と出会えるので、裏道、裏道をつないで走るようにしています」。
Running up date
街のリサーチをするだけでなく、仕事のこと、たとえば来シーズンの商品構成に思いを馳せて走ることもある。
「あまりダラダラとは走らずに、キロ5分台前半の、心地良いくらいのペースで。没頭してくると知らず知らずにスピードアップしていることもありますね。レースなどに参加したことはないのですが、走ることはなるべく今後も続けていきたい。
続けるためのコツですか? 今は自分の中で『週4日以上は走ろう』と決めているんです。マイルールのようなものですが、自分次第で達成可能なちょっとしたことだからこそ自分に負けたくないし、こうやって決めているからこそ続けられるという側面もあります」。
Running up date
「ランニングを習慣化してアップデートされたのは、やはり体力面ですね。体調を崩しにくくなりました。そういえば走るようになってから風邪をひいた記憶がありません。バイヤーにとって、いつでも体調が整っているというのはとても大切なことですから」。


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