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女子力アップ、夫に優しくなれる……ときめきの効能とは?

では、結婚後もときめきは必要と答えた人の、その理由を見てみると、多かった理由のひとつ目はシンプルに「日々の生活を楽しくするため」「日々の楽しみとして必要」というもの。これは確かにそうだと思います。心の中で勝手にキュンキュンしているだけなら、誰にも迷惑をかけませんし、それによって毎日機嫌良く過ごせるなら費用対効果は高いですよね。
ふたつ目として「身だしなみを気にしてきれいでいるために」とか「女子力をキープできる」など、きれいでいる努力をするためのモチベーションになるというものがありました。周りの女性を見ていて思うのは、40代に入ると、見た目の美しさは、どれだけ手間暇かけたか、普段から見た目を気にしているか、あるいはその女性の生き方や生活のしかたに左右されるものだということです。もとの顔のつくりなどはあまり関係なくなってきます。
つまりきれいでいるためには、ある程度の努力が必要で、そのモチベーションをキープするために、ときめきのある生活をすることが大事と、思っている人が多いよう。
もうひとつ、私も「なるほど!」と思った理由が、ときめく相手がいることで「気持ちが落ち着くから」「心が満たされることで、夫へも感謝を感じることができるから」というもの。確かに、ときめきを感じ、楽しい気持ちになれることで、家族にも優しくなれるということはありそうです。ときめきの効果、なかなか深いですね。
もちろん、回答者の中には「夫にときめきたい」とか「主人にいつまでもときめいていたいし、ときめいてほしい」というコメントをしてくれた人も。確かに、長年連れ添ってもお互いにときめくことができる夫婦関係は理想的ですね。
ときめきを感じることによるメリットは、けっこう多いことが改めてわかりました。というわけで、もし妻が、好きな俳優が出ているドラマを熱心に見ていても、韓流スターに夢中になっていても、「年甲斐もなく」などと言わずに、そっとしておいてください。
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「夫たちが知らない、妻のヒミツ」
どんなに仲のいい夫婦でも、相手の心の中をすべて知ることはできない。さらには、夫に言えない秘密を持つ妻もいるのではないか……。そこで、既婚女性200人にアンケートを実施。日頃、夫はもちろん周りの女友達、ママ友にも共有できないような男女関係やお金のことを、こっそり聞いてみた。上に戻る
相馬由子=取材・文
編集者、ライター。合同会社ディライトフル代表。雑誌、ウェブ、書籍などの企画・編集・執筆を手掛ける。会社員の夫と小2の娘の3人家族。ここ数年は、子育てをテーマにした仕事を数多く手掛けている。
石井あかね=イラスト
ネオ・マーケティング=アンケート協力
※調査対象:既婚子持ちの35〜45歳の女性200人
  


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